玉突き事故の過失割合は,どのような割合になりますか?

2017年02月20日
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玉突き事故の過失割合は,どのような割合になりますか?

原則として追突した一番後ろの車の過失割合が高くなりますが,ケースごとの判断が必要になります。




 玉突き事故:過失割合 



◆追突事故の過失割合


交通事故が起こって示談交渉を進めるとき,過失割合が争いの原因になることが多いです。

交通事故では自分の過失割合が高いと,相手に請求できる賠償金の金額を減額されてしまうので,互いに自分の過失割合を低くしようとするからです。




過失割合は,過失割合の認定基準表によって定められていますが,玉突き事故の場合,それぞれの自動車の過失割合はどのようになるのかが問題です。

玉突き事故は,3台以上の車が当事者になる場合の追突事故なので,追突事故の過失割合の考え方が基本になります。

そして追突事故の場合,基本的に追突した自動車の過失割合が100%となります。
これは、追突した車が一方的に悪いということです。







◆玉突き事故でも,基本的に追突した自動車の過失が高くなる


それでは,3台以上の自動車が当事者となる場合には,それぞれの過失割合はどのようになるのでしょうか?この場合も,原則として追突した一番後ろの車の過失割合が高くなります。



一番前の車がA車,二番目の車がB車,一番後ろの車がC車だとして,玉突き事故が起こってC車がB車にぶつかり,その衝撃でB車がA車にぶつかったとしましょう。このときの過失割合は,C車が最も高く、次にB車,A車となります。具体的な事故の状況にもよりますが,C車の過失割合が100%となることもあります。







◆前の車が急ブレーキを踏んだケース


2台の車の追突事故の場合,前の車が急ブレーキを踏んだケースなどでは,前の車にも過失割合が認められます。具体的には,前の車:後ろの車=30:70となります。

前の車が急ブレーキを踏んだとしても,後ろの車が十分な車間距離をとっていなかったことが問題だという判断があるので,この場合でも後ろの車の過失割合の方が大きくなってしまうのです。







◆玉突き事故で前の車の過失割合が高くなるケース


玉突き事故でも,追突事故の場合と同様,前の車の過失割合が高くなるケースがあります。
追突事故と同様,前の車が急ブレーキを踏んだ場合などです。

また,二番目の車の場合には,前の車との車間距離を充分にとっていたかなども問題となります。
たとえば,二番目の車が車間距離を充分にとっておらず,一番目の車が急ブレーキを踏んで玉突き事故が起こったケースでは,一番目の車や二番目の車にもそれなりに大きな過失割合が割り振られる可能性が高いです。




このように玉突き事故の過失割合は,ケースごとの判断が必要になってくるので,相手の保険会社と示談交渉していると,疑問に感じることが多いです。わからないことや納得できないことがあったら,弁護士に相談することをおすすめします。




▼参考事例紹介
当事務所の交通事故解決事例 No,005
「非該当でも弁護士費用特約使用により保険金の増額をした事例」

交通事故ブログ
「弁護士が交通事故の被害にあうとどうなるのか その1【まさかの追突事故?!編】」




(弁護士法人よつば総合法律事務所)
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