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大腿骨頭壊死


oosawa-1-thumb-137x114-144.png 大腿骨頭壊死には,壊死の原因が明らかな症候性大腿骨頭壊死と明らかな原因のない突発性大腿骨 頭壊死に分類されます。交通事故の大腿骨頭壊死は原因が明らかな外傷性大腿骨頭壊死です。大腿骨の頚部骨折後に生じるもので,骨折の際の血流が悪くなるこ とにより発生します。また,外傷性股関節脱臼後にも生じます。


Q 後遺障害の認定基準はどのような基準ですか。


A 1下肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残すもの(10級11号),1下肢の3大関節中の1関節の機能に障害を遺すもの(12級7号)に該当する可能性があります。実際に動く可動域の角度や症状の推移によって等級が決まります。


Q 立証上のポイントはどのようなポイントですか。


A 交通事故の大腿骨頭壊死の場合,レントゲン,MRI(2~3ヶ月後以降),CT,骨シンチグラム,病理組織検査等により症状を把握します。交通事故等の外傷性の場合以外もありますので,交通事故が原因であることをきちんと診断書に記載してもらう必要があります。医師は骨頭壊死の可能性を指摘することが多いですが,実際には可能性に留まり,本当に壊死が生じる確率は低いとされています。また,関節可動域の測定は交通事故の後遺障害診断書作成にあたって極めて重要です。いくら他の要件が整っていても,関節可動域の他動の測定数値が基準を満たしていない場合,交通事故における後遺障害とは認定されません。(別途痛み等を理由として12級13号,14級9号に認定される可能性はあります。)嘘をつくことは絶対に駄目ですが,事実を正しく医師に計測してもらう必要があります。さらに,大腿骨頭壊死の可能性がある場合,人工関節を入れる手術を行う場合もあります。しかし,体への侵襲が大きいことから,実際に手術をする場合には十分な検討が必要です。


Q 保険金額決定のポイントはどのようなポイントですか。


A 今後の人工関節置換術のための費用(将来の治療費)が認められるかという問題があります。実際の運用では,症状固定後の将来の治療費は否定されることが多いですが,100%否定されるわけではないので,請求してみることも重要です。また,関節可動域5度の差で何百万円もの差が保険金の算定にあたって発生します。可動域制限一般に言えることですが,医師による正しい計測は極めて重要です。さらに,症状固定時期を余りにも後にすると,実際の怪我よりも等級が低いということが発生する可能性が高くなります。あらゆる事案に言えることですが,適切な症状固定時期に適切な診断書を作成することが重要です。



交通事故で怪我をした場合いつ弁護士に相談すべきか?
(非常に大切なことですので必ずお読み下さい。

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