後遺障害・慰謝料など交通事故は実績豊富な弁護士事務所にご相談下さい

千葉弁護士による交通事故の無料相談

  • HOME
  • 解決事例
  • お客様の声
  • 賠償金の基準
  • 損害賠償の計算
  • 後遺障害
  • 死亡事故
  • 問合せからの流れ
  • 弁護士紹介
  • 事務所紹介
  • 弁護士費用
  • 弁護士紹介
  • 弁護士費用
  • ご相談の流れ
  • LINEで相談受付中

55. 後遺障害の基準に達しない (弁護士 佐藤 寿康)


3I4A0634-300.jpg

■「物が二重に見える」
 治療が終わったのだが,視線を上に向けると物が二重に見えるという相談を受けました。
 実際にお会いして,顔を正面に向けたまま視線を上に向けて頂くと,左右対称でない様子が窺えます。

「視線を上に向けると物が二重に見える」という症状は,複視と呼ばれるもので,後遺障害の等級でいうと13級2号「正面以外を見た場合に複視の症状を残すもの」に該当します。
 そこで,眼科医に書いてもらったという後遺障害診断書を確認しましたところ,複視の等級審査に欠かせない検査(「ヘススクリーンテスト」というものです。)をしていませんでした。このまま等級認定審査に提出しても,後遺障害が認定されることはありません。

■「2°足りない」
 そこで,病院に赴いてヘススクリーンテストが必要であることを説明し,検査をしてその検査結果を記載したもの(「ヘスチャート」といいます。)を作成してもらいました。
 その結果,3°のずれがあることが判明しました。
 労働災害の基準では,5°のずれがあって初めて等級に該当することになっています。自賠責においても,労働災害の基準を準用していますから,この方は,複視に関しては,後遺障害非該当ということになります。

■自賠責の認定基準,認定手法
 後遺障害に該当するかどうかについては、後遺障害の認定基準を確認するのが必要なのは当然です。さらに,それをどのような資料(検査方法等)を提出しなければならないかという,自賠責の認定手法を知らなければなりません。
 上記の例でいいますと,複視の後遺障害の審査にはヘススクリーンテストが必須であることを知らなければ,等級認定はされません。

 なお,医師はこうしたことを知らないことも多いです。医師は治療することが仕事であり,治らなかった後遺症についての審査には何が必要かといった知識は,治療とは関係ありませんから,やむを得ないことだと思います。ですから,医師に対して検査が必要であることを説明してお分かりいただき,必要な検査を実施してもらう必要があります。

■後遺障害の基準に達しない
 たとえば,関節可動域が制限されているが,それが後遺障害認定基準まで至っていないとか,きず跡が残ったものの,長さ2.5センチメートルにとどまるといったときは,後遺障害等級は非該当ということになります。上記でご紹介しました3°のずれがある複視も,同様に後遺障害の基準に達していませんから,後遺障害の等級としては非該当です。

 このことを御説明しましたところ,「これでそもそも基準に達しないなんて驚きだ。私はこれでも相当不便を感じている。」との感想を仰いました。事故前の体に戻らなかったのだから,その点は認めてほしいというのは当然の思いですし,私もそう思います。

 ですが,損害賠償実務では,後遺障害等級に応じて損害額が大きく変わってきますから,まずは,後遺障害に当たるかどうか,当たるとしても,どの等級か,さらに高い等級が認定される余地はないのかを探求していかなければなりません。

 その結果,残った症状が後遺障害認定基準に達していないことが明らかになったとしても,基準に達しなかった症状が残り,それが客観的に明らかであることは,損害賠償交渉の場面で強調して,「事故前の体に戻らなかった」ことについて考慮されるよう最大限努めて,被害回復のために力を尽くさなければなりません。



よつばの交通事故への「想い」と「こだわり」  ~「後遺障害認定に関して」編

■080  医師との関わり方(書類作成) 症状を的確に伝える(弁護士 小林義和)
■079  医師との関わり方 治療面と賠償面(弁護士 小林義和)
■075  後遺障害等級認定の異議申立て(弁護士 今村公治)
■062  後遺障害申請の準備はとっても大切!!(弁護士 松村茉里)
■060  「臭いが分からなくなった!?」~頭部外傷と嗅覚障害(弁護士 前田徹)
■059  診断書の記載 ~症状は一緒でも後遺障害が異なる?!(弁護士 前田徹)
■058  後遺障害の申請を弁護士に依頼することのメリットとは?(弁護士 三井伸容)
■057  後遺障害認定結果と不服の申立て談 (弁護士 三井伸容)
■055  後遺障害の基準に達しない (弁護士 佐藤寿康)
■054  後遺障害等級結果検討にあたって確認すべきこと (弁護士 粟津正博)
■053  後遺障害認定から逆算して治療中からフォローが大事(弁護士 粟津正博)
■052  膨大な過去事例を共有し,適格な申請サポートへ(弁護士 今村公治)
■045  複数弁護士で関与し自賠責の等級を裁判で覆しました!(弁護士 大澤一郎)
■040  後遺症申請で見落としがちな点と漏れのない対応を心がけ(弁護士 小林義和)
■035  後遺障害認定サポートとは何をしているのか(弁護士 大澤一郎)
■024  きめ細やかな配慮とサポートで上位等級の獲得を実現!(弁護士 松村茉里)
■015  重度の後遺障害と示談交渉について(弁護士 三井伸容)



よつばの交通事故への「思い」と「こだわり」topへ



⇒ご相談の前に必ずこちらをクリックしてください。

無料相談実施中

メールでのご相談はこちら

注意事項.png
  「交通事故で適正な賠償を受けるには」交通事故問題解決のための無料小冊子進呈中!

柏事務所
〒277-0005
千葉県柏市柏1-5-10
水戸屋壱番館ビル4階
受付時間:午前9:00~午後22:00

当サイトはリンクフリーです。リンクはお好きなページにご自由にお張りください。事前連絡は不要です(弁護士法人よつば総合法律事務所)。







Copyright © 2012 All Rights Reserved.