事例429頚椎捻挫・腰椎捻挫
2つの事業を営む自営業の男性について、経費を含めた売上を基に逸失利益を獲得した事例
最終更新日:2020年09月18日
保険会社提示額 : 提示前のご依頼
- 解決額
- 275万円
- 病名・被害
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- むちうち(首・腰)
- 怪我の場所
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- 腰・背中
- 後遺障害等級
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- 14級
事故発生!バイク対自動車の事故
板垣さんは、頚椎捻挫・腰椎捻挫の傷害を負い、約8か月に及ぶ通院を余儀なくされました。懸命に治療やリハビリに励まれましたが、痺れ等の症状が残ってしまいました。後遺障害申請を行ったところ、腰に14級の後遺障害が認定されました。そして、最終的に約275万円という金額で解決することができました。
相談から解決まで
当事務所が依頼を受け、交渉を行った結果、適正な損害賠償額で解決することができました。解決のポイントは以下の点です。
当事務所が関わった結果
解決のポイントは以下の点です。
1休業損害について
自営業の方の休業損害の立証は、確定申告書を基に行うことが一般的です。しかし、サラリーマンの方と異なり、減収が売上に明確に表れないことも多く、保険会社は正当な賠償金も支払わないことも多いです。
しかし、粘り強く交渉を行い、通院日数など基本に適正な賠償金を獲得することができました。
2逸失利益の基準額について
逸失利益は、事故により発生する将来の減収です。前年度の売り上げ全体から経費を引いた、所得を基に計算することが一般的です。相手保険会社は、当然のように所得を基に計算すると主張しました。
しかし所得を基に計算すると、賠償額は大きく減ってしまうこととなります。そこで、確定申告の際の個別の経費について具体的に説明し、粘り強く交渉しました。その結果、全ての経費を含めた売上を基に、逸失利益を計算することの合意をすることができました。
最終的に、労災から支給された金額に加え、約275万円という適正な損害賠償額で解決することができました。
依頼者様の感想
ありがとうございました。
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