頚椎捻挫(14級)の無職男性が、逸失利益を含めて250万円を獲得した事例
最終更新日:2023年03月29日

- 監修者
- よつば総合法律事務所
- 弁護士
- 根來 真一郎

- 病名・被害
- 頸椎捻挫
- けがの場所
- 首
- 最終獲得金額
- 250万円
- 後遺障害等級
- 14級
- 事例の特徴
- むちうち(首・腰)
事故の状況
竹中さん(仮名)は車を運転していたところ、後ろから車に追突されました。
ご相談内容
竹中さんのけがは頚椎捻挫です。いわゆるむちうちです。
竹中さんは10か月の通院を続けたものの、完全にはけがは治りませんでした。
竹中さんの後遺障害は14級9号
竹中さんは自分で後遺障害の手続きをしたところ、頚椎捻挫後の首の痛みについて「局部に神経症状を残すもの」(14級9号)となりました。
保険会社からの提示額は115万円
14級になったあと、竹中さんは保険会社から賠償金の提示を受けます。金額は115万円です。
竹中さんは115万円が妥当かどうかわからなかったので、弁護士に相談することにしました。
賠償額の増額を期待して弁護士に相談
弁護士に相談したところ、竹中さんは弁護士から次のようなアドバイスを受けました。
- 過失なしの14級の後遺障害の事案であれば、115万円は明らかに少ない。
- 弁護士が交渉をすれば、賠償額が増える確率はかなり高い。
- やってみないとわからないものの、2倍以上に賠償額が増えるかもしれない。
弁護士のアドバイスを聞いて、竹中さんは弁護士に頼むことにしました。
弁護士の対応と結果
弁護士は保険会社との交渉をスタートします。
結果として、竹中さんは250万円を受け取ることができました。はじめの提示額115万円から135万円増額しました。
解決のポイント
1. 無職でも逸失利益の獲得に成功
竹中さんは無職の男性でした。もっとも、事故の少し前まで自営業をしていました。
そこで、弁護士は自営業の逸失利益を請求します。結果として、ある程度の自営業の逸失利益を獲得できました。
2. 加害者の謝罪の機会を設定
今回の追突事故は、竹中さんに非が全くない、加害者の過失が100%の事故でした。
にもかかわらず、加害者から全く謝罪はありません。そこで「どうにも気持ちを整理することができないのでなんとかならないか」と竹中さんから相談がありました。
弁護士は、相手保険会社を通じて加害者と連絡を取り、竹中さんの気持ちを加害者に伝えます。また、加害者が竹中さんに謝罪する場を設定しました。
場所はよつば総合法律事務所を選び、弁護士も立ち会います。
竹中さんには、落ち着いて加害者に気持ちを伝えていただきました。そのうえで、加害者から直接竹中さんに謝罪が行われました。
ご依頼者様の感想
ありがとうございました。
(千葉県千葉市・70代・男性・無職)
本事案は実際のお取り扱い案件ですが、プライバシー保護のため、事案の趣旨を損なわない範囲で一部内容を変更や省略していることがあります。写真はイメージ画像であり実際のお客様とは異なります。記載内容は当事務所のPRを含みます。
本事例へのよくある質問
- Q頚椎捻挫はどのような後遺障害になりますか?
-
頚椎捻挫は次のような後遺障害になります。
- 局部に頑固な神経症状を残すもの(12級13号)
- 局部に神経症状を残すもの(14級9号)

- 監修者
- よつば総合法律事務所
- 弁護士
- 根來 真一郎