70代の専業主婦の死亡事故について、はじめの保険会社の提示額2200万円が3900万円に増額した事例
最終更新日:2023年05月12日

- 監修者
- よつば総合法律事務所
- 弁護士
- 前田 徹

- 病名・被害
- 死亡
- 最終獲得金額
- 3900万円
- 事例の特徴
- 死亡事故
事故の状況
堀越さん(仮名)は、歩道を歩いているときに背後から車に追突されます。堀越さんはそのまま近くのフェンスに激突しました。
ご相談内容
堀越さんは救急搬送されました。しかし、多発外傷によりお亡くなりになりました。
2か月後にご遺族が弁護士に相談
保険会社はご遺族に賠償額を提示します。金額は2200万円です。金額が妥当かどうかよくわからなかったので、堀越さんのご遺族は弁護士に相談します。
ご遺族は弁護士に依頼
堀越さんのご遺族は、弁護士から次のような説明を受けます。
- 2200万円は明らかに少ない。
- 弁護士が交渉をすれば金額が増える確率が高い。
- 刑事事件対応も弁護士はすることができる。
堀越さんのご遺族は専門家のサポートを受けながら進めかったので、弁護士に依頼することにしました。
弁護士の対応と結果
被害者参加制度により刑事手続に参加
被害者参加制度とは、交通事故により被害者が死亡したり極めて重度の障害を負ったケースにおいて、加害者の刑事裁判において、被害者ご本人やそのご家族が刑事裁判に参加できる制度です。
被害者参加制度を利用したことにより、事故の真相がより解明できました。また、ご遺族が直接加害者に意見を述べることができました。
賠償金3900万円を獲得
弁護士は任意保険会社との交渉をします。最終的には逸失利益などが大幅に増額して、3900万円を獲得できました。はじめの提示額が2200万円だったので、1700万円増額しました。
解決のポイント
1. 逸失利益が230万円から1300万円への増額
はじめに保険会社が提示する逸失利益は230万円でした。これは年金分のみの逸失利益です。
しかし、堀越さんは専業主婦です。専業主婦も逸失利益を請求できます。
弁護士が主張を続けたところ、逸失利益は1300万円に増えました。はじめの提示が230万円だったので1000万円以上増えました。
ご依頼者様の感想
長い間、大変お世話になりました。
(千葉県松戸市・70代・女性・専業主婦のご遺族)
本事案は実際のお取り扱い案件ですが、プライバシー保護のため、事案の趣旨を損なわない範囲で一部内容を変更や省略していることがあります。写真はイメージ画像であり実際のお客様とは異なります。記載内容は当事務所のPRを含みます。

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