首や肩、腕の痛み（14級）により、自賠責保険から75万円、任意保険から300万円の合計375万円を獲得した会社員の事例

事故の状況

日向さん（仮名）は車を運転して赤信号で止まっていました。すると、突然後ろから衝突されました。

ご相談内容

日向さんのけがは頚椎捻挫と右肩挫傷です。

日向さんは治療の途中で弁護士に相談します。後遺障害になるかどうかが気になっていたからです。そして、弁護士費用特約もあったので、日向さんは弁護士に頼むことにしました。

弁護士の対応と結果

弁護士が代理したとき、日向さんはまだ治療中でした。日向さんは６か月ほどの通院で症状固定となりました。

首や肩、腕の痛みが残存

6か月の治療を続けましたが、日向さんには首や肩、腕の痛みが残りました。

14級で自賠責保険会社から75万円を獲得

弁護士は資料を集めて後遺障害の申請をします。その結果、次の通り14級となりました。

1. 首の痛みについて「局部に神経症状を残すもの」（14級9号）
2. 右肩挫傷後の右肩から腕の痛みについて「局部に神経症状を残すもの」（14級9号）
3. あわせて併合14級

14級になったので、自賠責保険会社が75万円を日向さんにまずは支払いました。

任意保険会社から300万円を獲得

弁護士は任意保険会社との交渉をスタートします。逸失利益などが少し争いとなったものの、後遺障害の認定があったときから約20日で示談に至ります。任意保険会社は300万円を日向さんに支払いました。

まとめ：弁護士の対応と結果

弁護士の対応と結果は次の通りです。

1. 後遺障害14級を獲得した
2. 自賠責保険会社から75万円を獲得した
3. 交渉により任意保険会社から300万円を獲得した
4. 合計で375万円を獲得した

日向さんが受け取った金額のまとめ

解決のポイント

1. 後遺障害認定から20日での示談

日向さんは早期に示談をしたいという希望がありました。

そこで、後遺障害の認定前に傷害部分など可能な範囲の賠償交渉を先にしていました。

そのため、後遺障害の認定後20日ほどで示談をすることができました。

2. 逸失利益の期間を2年から5年に増やすことに成功

逸失利益とは、後遺障害により仕事ができなくなったことへの賠償です。

保険会社は、逸失利益の期間をはじめは2年と主張していました。2年間は収入が減るという前提です。

しかし、14級9号の「局部に神経症状を残すもの」のときは5年間が裁判の標準的な基準です。弁護士が交渉を続けたところ、逸失利益の期間は5年となりました。5年間は収入が減るという前提での合意です。

結果的に、逸失利益が増えました。

ご依頼者様の感想

おかげで今後も通院、リハビリを続けることが出来ます。ありがとうございました。

（千葉県習志野市・40代・男性・会社員）

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