頚椎捻挫と腰椎捻挫(14級)の50代兼業主婦について、事故直後から弁護士に依頼してトータルで280万円を獲得した事例
最終更新日:2023年06月26日

- 監修者
- よつば総合法律事務所
- 弁護士
- 村岡 つばさ

- 病名・被害
- 頚椎捻挫・腰椎捻挫
- けがの場所
- 首腰・背中
- 最終獲得金額
- 280万円
- 後遺障害等級
- 14級
- 事例の特徴
- むちうち(首・腰)
事故の状況
新山さん(仮名)が車を運転してまっすぐ進んでいたところ、道路の外から車が入ってきました。新山さんの車と相手の車は衝突しました。
ご相談内容
新山さんは事故から1週間のときに弁護士に相談します。
「初めて事故にあい、今後の流れや治療の部分が不安です。保険会社とのやり取りにも疲れてしまいました」という相談内容でした。
弁護士費用特約があったので、そのまま新山さんは弁護士に頼むことにしました。
弁護士の対応と結果
車の損害の交渉は決裂
車の損害の交渉を弁護士はスタートします。しかし、過失割合に差があり合意には至りませんでした。
新山さんと弁護士は相談のうえ、車の損害の交渉は最後にケガの交渉と一緒にすることとしました。
7か月で治療終了
新山さんは事故から7か月の治療を続けます。もっとも、首や腰の痛みが完治することなく症状固定となりました。
14級で自賠責保険会社から75万円を受領
弁護士が後遺障害の申請をしたところ、首と腰の痛みについて「局部に神経症状を残すもの」(14級9号)となりました。2か所なので併合14級です。
14級になったので、新山さんは自賠責保険会社から75万円を受領できました。
交渉で任意保険会社から205万円を受領
弁護士が任意保険会社と交渉したところ、205万円で合意できました。あわせて、保留となっていた車の損害も合意できました。
新山さんは、交渉で任意保険会社から205万円を受領できました。
新山さんが受け取った金額のまとめ
自賠責保険 | 75万円 |
---|---|
任意保険 | 205万円 |
合計 | 280万円 |
解決のポイント
1. 事故後早い段階でのご相談
新山さんは、事故から1週間のときに弁護士に相談しました。
早く相談をしたため、適切な治療方針を立てたり、スムーズな後遺障害の申請をしたりできました。
事故後の早い段階では悩むことがいろいろあります。悩んだら、まずは交通事故に詳しい弁護士への相談をおすすめします。
2. 車の損害とケガの賠償をまとめて合意
過失割合で合意できなかったため、車の損害の賠償を新山さんはすぐにもらうことはできませんでした。
そこで、車の損害とケガの賠償を最後にまとめて交渉することになりました。
ケガの賠償は金額が高額になることが多いです。そのため、トータルでいくらもらえるかという観点から検討することにより、自分でも納得できる合意を新山さんはできました。
ご依頼者様の感想
本当にありがとうございました。
(千葉県千葉市・50代・女性・兼業主婦)
本事案は実際のお取り扱い案件ですが、プライバシー保護のため、事案の趣旨を損なわない範囲で一部内容を変更や省略していることがあります。写真はイメージ画像であり実際のお客様とは異なります。記載内容は当事務所のPRを含みます。
本事例へのよくある質問
- Q事故直後や治療終了前からも相談できますか?
-
できます。事故直後や治療終了前のご相談も多いです。
- Q頚椎捻挫や腰椎捻挫はどのような後遺障害になりますか?
-
次のような後遺障害になることがあります。
- 局部に頑固な神経症状を残すもの(12級13号)
- 局部に神経症状を残すもの(14級9号)
- Q後遺障害の申請にはどのような方法がありますか?
-
事前認定と被害者請求があります。

- 監修者
- よつば総合法律事務所
- 弁護士
- 村岡 つばさ