大腿骨外顆骨折(14級)の自営業者が300万円を獲得した事例

最終更新日:2023年04月05日

監修者
よつば総合法律事務所
弁護士
加藤 貴紀
当初の提示額
165万円
最終獲得金額
300万円
1.8 増額
埼玉県三郷市・50代・男性・自営業
病名・被害
右大腿骨外顆骨折
けがの場所
足・股・膝
最終獲得金額
300万円
後遺障害等級
14級

事故の状況

江藤さん(仮名)はバイクで直進していたところ、道路外から道路に入ってきた貨物自動車とぶつかりました。

江藤さんのバイクは、貨物自動車に衝突したために転倒しました。

ご相談内容

江藤さんのけがは右大腿骨外顆骨折です。

治療とリハビリを続けたところ、骨折部は癒合しました。しかし、右膝の痛みが残って症状固定となりました。

後遺障害は14級9号

江藤さんは自分で後遺障害の手続きをしたところ、右大腿骨外顆骨折後の右膝の痛みについて「局部に神経症状を残すもの」(14級9号)となりました。

保険会社提示額は165万円

江藤さんは保険会社からの提示を受けます。金額は165万円です。

しかし、江藤さんは自分のけがに比べて賠償金が少ないと考えます。そこで、江藤さんは弁護士に示談交渉を頼むことにしました。

右膝の痛み

弁護士の対応と結果

保険会社のはじめの提示額は165万円でした。

これに対して、弁護士は逸失利益慰謝料の増額を主張します。

その結果、逸失利益や慰謝料等で合計135万円増えます。

江藤さんは、保険会社から300万円を受け取ることができました。

解決のポイント

1. 納得できる逸失利益の獲得に成功

江藤さんは自営業でした。自営業は逸失利益でもめやすいです。

もっとも、過去の収入や後遺障害の資料を元に保険会社に主張したところ、江藤さんも納得できる逸失利益を獲得できました。

具体的には、通常は5年程度の逸失利益の期間について、7年とすることに成功しました。

2. 納得できる慰謝料の獲得に成功

保険会社がはじめに提示した通院慰謝料後遺障害慰謝料は、裁判所の基準の80%でした。

これに対して、弁護士は裁判所の基準の100%の慰謝料を主張します。

結果として、弁護士の主張どおり、裁判所の基準の100%という納得できる慰謝料を獲得できました。

ご依頼者様の感想

色々とお世話になり、ありがとうございました。

(埼玉県三郷市・50代・男性・自営業)

本事案は実際のお取り扱い案件ですが、プライバシー保護のため、事案の趣旨を損なわない範囲で一部内容を変更や省略していることがあります。写真はイメージ画像であり実際のお客様とは異なります。記載内容は当事務所のPRを含みます。

本事例へのよくある質問

Q自営業者ではどのような点が問題となりやすいですか?

休業損害逸失利益が問題となりやすいです。

特に、事故後の減収がないときは逸失利益がもめやすいので、詳しい弁護士に相談するなどしましょう。

監修者
よつば総合法律事務所
弁護士
加藤 貴紀

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