事例336頚椎捻挫
主婦が頚椎捻挫が完治し約90万円を受領できた事例
最終更新日:2023年03月09日
文責:弁護士 大澤 一郎
保険会社提示額 : 提示前のご依頼
- 解決額
- 90万円
- 病名・被害
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- むちうち(首・腰)
- 怪我の場所
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- 首
- 後遺障害等級
-
- 認定なし
事故発生!自動車対自動車の事故
平成25年、友田かほ様(仮名・松戸市在住)は自分が運転する車両で信号待ちで停止中に、後部から衝突されるという被害にあいました。
整形外科に約4ヵ月間通院をして頚椎捻挫の症状は改善しました。
当初通院していた整形外科の先生と折り合いが悪く、どうすれば良いか分からなかったため、弁護士に相談をしました。
相談から解決まで
弁護士に相談後、通院していた整形外科を替え、別の整形外科に通院することになりました。
そのため、身体の回復も進み、最終的に裁判に近い金額の慰謝料をもらうことができました。
当事務所が関わった結果
解決のポイントは以下の点です。
1通院方法の選択
お客様は、整形外科の先生と折り合いが悪いことに非常に悩んでしまい、どうすれば良いか分からず、弁護士に相談をしてきました。
弁護士が、整形外科を替えることを手順を含めアドバイスをしたところ、希望どおりの整形外科に通院できることになり、身体もみるみる回復していきました。
2痛みの共感
お客様は、女性であったため、バッグを持った時の痛み・ヒール靴を履いた時の痛みを主張していらっしゃいました。些細な事になりますが、痛みが共感できるということで、お客様との信頼関係が良好になり、解決までスムーズに進みました。
3相談のきっかけ
お客様は、通院について非常に悩んでおり、誰に相談すれば良いか分からなかったものの、自分の保険に弁護士費用特約がついていることを知っており、これを使ってとりあえず弁護士に相談してみようと思い、来所されました。
通院方法だけでなく、今後の手続についても丁寧にアドバイスができ、お客様は安心して下さいました。
依頼者様の感想
相談して良いか迷ったのですが、相談して本当に良かったです。
※プライバシー保護のため、地名については実際にお住まいの場所の近隣ですが実際とは異なる場所を記載してあることがあります。
文責:弁護士 大澤 一郎
本事例へのよくある質問
- 今の病院を変更したいです。どうすればよいですか?
- 保険会社に事前に打診をした上で進めましょう。
- 何も理由がないと保険会社は転院を認めないこともあります。①通いやすい病院、②症状に適した病院、③前の病院の紹介状がもらえる病院など転院の積極的な理由を伝えましょう。
参考:Qいま通っている病院とは別の病院に通いたい場合には、どのようにすればよいですか。
- 保険会社から紹介を受けた弁護士でなくても弁護士費用特約は使えますか?
- 使えます。
- 保険会社にお願いをすると弁護士を紹介してくれることもあります。他方、自分で弁護士を探すことも可能です。いずれにしても、保険会社からの紹介でなくても弁護士費用特約の利用は可能です。
- 弁護士費用特約を依頼すると翌年以降の保険料は上がりますか?
- 通常は上がりません。
- 例外的に保険料が上がる契約もあります。気になる場合は念のため保険会社や保険代理店に事前に相談しておきましょう。
- なぜ弁護士に依頼をすると慰謝料が増えることが多いのですか?
- 慰謝料には、①自賠責保険の基準、②任意保険の基準、③裁判(弁護士)の基準、という3つの基準があります。弁護士が交渉をすると一番金額が多くなることが多い③裁判(弁護士)の基準での決着となることが多いからです。
- 弁護士費用特約付の保険は利用しても通常翌年以降の保険料は上がりません。弁護士費用特約付の保険に加入されている場合、弁護士に相談・依頼しましょう。
参考:知っておきたい!交通事故の損害賠償3つの基準