事例335頚椎捻挫
会社員が首の痛み(後遺障害非該当)などで裁判をした結果、1か月で合意に至り約100万円を受領できた事例
最終更新日:2023年03月09日
文責:弁護士 大澤 一郎
保険会社提示額 : 提示前のご依頼
- 解決額
- 100万円
- 病名・被害
-
- むちうち(首・腰)
- 怪我の場所
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- 首
- 後遺障害等級
-
- 認定なし
事故発生!自動車対自動車の事故
平成26年、隅田京子様(仮名・野田市在住)は自分が運転する車両において信号待ちで停止中に後部から車両の衝突される被害にあいました。首のいたみで約3ヵ月ほど通院をしました。幸い、首の怪我は完治しました。保険会社とのやり取りや交通事故の手続が全く分からないため、弁護士に手続を依頼しました。
相談から解決まで
保険会社から資料を取り寄せ、損害を計算し、交渉・示談までスムーズに進んだので、示談金の入金まで1ヶ月足らずで終了致しました。
当事務所が関わった結果
解決のポイントは以下の点です。
1交渉の負担の軽減
お客様は、今回初めて交通事故に遭ったため、交通事故の手続が全く分かりませんでした。後遺障害の言葉すら聞いたことがありませんでした。
自分自身も仕事をしていて、あまり電話などの対応ができないので、交渉の負担がなくなり、仕事に支障が出ることもありませんでした。
2弁護士費用特約について
お客様は、自己の保険に弁護士費用特約が付いていることを知っており、事故に遭ったので、一度使ってみようと思い、使用することになりました。
本件では、保険会社と揉めているという事情は無かったのですが、そういう時こそ、手続が分からずに、そのまま示談をしてしまうというケースも多いです。
特約が付いていたので、気軽に弁護士に相談ができたというケースになります。
3スピード解決
交通事故に長けた弁護士・事務スタッフが手続を進めたため、資料の取付、損害の計算、交渉の流れが非常にスムーズでした。したがって、解決までの時間が非常に早く、弁護士が代理してから解決まで1ヶ月足らずで終了致しました。
依頼者様の感想
話しやすい弁護士の先生で良かったです。
※プライバシー保護のため、地名については実際にお住まいの場所の近隣ですが実際とは異なる場所を記載してあることがあります。
文責:弁護士 大澤 一郎
本事例へのよくある質問
- 裁判の場合、通常はどの程度の時間がかかりますか?
- 1年から2年位かかることが多いです。
- 裁判の場合、①和解、②判決という2種類の解決方法があります。①和解の場合には特に複雑な事案を除き、1年程度で解決することが多いです。他方、②判決の場合、判決までには1~2年かかることが多いです。
- なお、地方裁判所(最初の裁判所)で判決が出てもいずれかが不服申立をした場合、高等裁判所、最高裁判所での手続となります。その場合、より時間がかかることもあります。
- 弁護士費用特約とは何ですか?
- 自分の自動車保険の特約です。弁護士費用を出してくれる特約です。
- 弁護士費用特約付の保険に加入している場合、通常は弁護士費用の負担を気にすることなく弁護士に依頼することが可能です。
- 弁護士費用特約を利用しても通常翌年以降の保険料は上がりません。そのため、弁護士費用特約を利用することによる被害者の負担はありません。
- 頚椎捻挫・腰椎捻挫などの場合、後遺障害申請をするにはどの位の通院期間が必要ですか?
- 頚椎捻挫・腰椎捻挫などの場合、事故から6カ月間の通院期間が後遺障害認定のためには必要です。
- 6か月以上経過しても完治しない場合、主治医に後遺障害診断書の作成を依頼して手続を進めることとなります。
- 後遺障害非該当で裁判をする事案は多いですか?
- 一般的には少ないです。
- 後遺障害非該当の案件の場合、①交渉、②紛争処理センターのいずれかで解決をすることが多いです。
参考:交渉・紛争処理センター・裁判のメリット・デメリットの解説