下腿部挫創と足部挫創の通院5か月の30代兼業主婦について、50万円が100万円に賠償金が増えた事例

最終更新日:2019年08月02日

監修者
よつば総合法律事務所
弁護士
大澤 一郎
当初の提示額
50万円
最終獲得金額
100万円
2 増額
千葉県千葉市・30代・女性・兼業主婦
病名・被害
左下腿挫創・左足部挫創
けがの場所
足・股・膝
最終獲得金額
100万円
後遺障害等級
認定なし

事故の状況

事故現場は信号のない十字路交差点です。

五十嵐さん(仮名)はバイクで直進していました。すると、脇道から車が出てきます。車とバイクは衝突しました。

ご相談内容

五十嵐さんのケガは下腿部挫創と足部挫創です。5か月通院して痛みは治りました。しかし、傷跡が少し残りました。

治療が終わったあと、保険会社から五十嵐さんは提示を受けます。金額は50万円です。金額が妥当かどうかよくわからなかったので、五十嵐さんは弁護士に相談しました。

弁護士費用特約を使って弁護士に依頼

五十嵐さんが相談をしたところ、弁護士から次のようなアドバイスを受けました。

  1. 50万円は少ない。
  2. 休業損害慰謝料が増える可能性が高い。
  3. 弁護士費用特約があるのであれば、弁護士に頼んだほうがよい。

弁護士費用特約はあったので、五十嵐さんは弁護士に頼むことにしました。

弁護士の対応と結果

保険会社のはじめの金額は50万円でした。弁護士が交渉したところ、主婦の休業損害通院慰謝料が増えます。結果として100万円で合意します。

五十嵐さんは、保険会社から100万円を受け取りました。

解決のポイント

1. 主婦の休業損害の増額に成功

五十嵐さんは兼業主婦です。兼業主婦は、事故により家事ができなくなった点の休業損害を請求できます。

弁護士が交渉したところ、五十嵐さんも納得できる計算方法にて、主婦の休業損害をもらうことができました。

2. 慰謝料の増額に成功

保険会社がはじめに提示した慰謝料は、自社の基準による低い金額でした。

しかし、弁護士は次のような事情を主張します。

  1. 裁判の基準に基づく慰謝料が支払われるべきであること
  2. 傷跡が残っていることからすると、さらに慰謝料が増額となるべきであること

結果として、傷跡があることも考慮したうえで、裁判の基準を20%上回る慰謝料を受け取ることができました。

ご依頼者様の感想

ありがとうございました。

(千葉県千葉市・30代・女性・兼業主婦)

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本事例へのよくある質問

Q後遺障害のない事故でも弁護士費用特約を使って相談する人は多いですか?

多いです。弁護士に頼むと慰謝料が増えることが多いからです。

けがをした事故では、特約を使って弁護士への相談や依頼を検討しましょう。

Q弁護士費用は契約当事者以外でも使えますか?

使えます。次のようなときは使えることが多いです。

  1. 配偶者
  2. 同居の親族
  3. 別居の未婚の子
  4. 契約車両に同乗していた人
Q弁護士費用特約を使って損をすることはありますか?

特約を使うデメリットは特にありません。特約を使っても、翌年以降の保険料は通常は上がりません。

監修者
よつば総合法律事務所
弁護士
大澤 一郎

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