肩や膝の打撲、首や腰の捻挫をして4か月で完治した10代の学生が、慰謝料や通院交通費などで60万円を獲得した事例
最終更新日:2023年05月09日

- 監修者
- よつば総合法律事務所
- 弁護士
- 前田 徹

- 病名・被害
- 外傷性頚部症候群・外傷性腰部症候群・肩関節打撲傷・膝関節打撲傷
- けがの場所
- 首腰・背中手・肩・肘足・股・膝
- 最終獲得金額
- 60万円
- 後遺障害等級
- 認定なし
- 事例の特徴
- むちうち(首・腰)
事故の状況
松島さん(仮名)は横断歩道を自転車で走っていました。すると、左から進んできた車とぶつかりました。
ご相談内容
松島さんは転倒し、肩関節と膝関節に打撲傷を負います。また、頚椎と腰椎にも痛みが生じました。
松島さんの父親は弁護士に相談
松島さんの父親はかつて交通事故の被害にあったことがあります。そのときに、よつば総合法律事務所に依頼をしていました。父親は交通事故の賠償には弁護士のサポートが必要であることを認識していました。
そこで、今回の事故直後、松島さんの父親は弁護士に相談しました。
弁護士費用特約もあったので弁護士に依頼
松島さんの父親は弁護士費用特約に入っていました。そして、弁護士が代理して交渉すると賠償額が増えそうな状況だったので、松島さんは弁護士に頼むこととしました。
弁護士の対応と結果
松島さんは4か月の治療を続け、ケガは完治しました。
ケガが完治したあと、弁護士は保険会社との交渉をスタートします。通院慰謝料や通院付添費を獲得して、総額60万円での合意をすることができました。交渉期間は2か月ほどでした。
解決のポイント
1. 通院付添費の獲得
通院付添費は、症状または被害者の年齢からみて必要であると認められるときは、1日につき3300円が認められます。
松島さんの通院は、お父様やお母様が自家用車を運転して、病院に付き添っていました。
松島さんは10代で1人で病院に行くのは少し難しい年齢でした。また、病院は自宅からの交通アクセスがよくないところにあり、自家用車以外で通院することが困難でした。
そのため、通院付添費として日額3300円×通院日数で計算した金額を受け取ることができました。
2. 交渉による早期解決に成功!
ご両親は、松島さんの学業への影響を少なくするためにも、早期解決を希望していました。そのため、時間と労力のがかかる裁判は回避したいというご意向が強かったため、交渉による解決を選択しました。
最終的には交渉開始から2か月で合意することができました。
ご依頼者様の感想
事故当初より、いろいろとご相談させてもらい、とても心強かったです。ありがとうございました。
(茨城県取手市・10代・男性・学生のお父様)
本事案は実際のお取り扱い案件ですが、プライバシー保護のため、事案の趣旨を損なわない範囲で一部内容を変更や省略していることがあります。写真はイメージ画像であり実際のお客様とは異なります。記載内容は当事務所のPRを含みます。
本事例へのよくある質問
- Q学生の慰謝料は大人の慰謝料と異なることはありますか?
-
原則として異なることはありません。
ただし、①事故による留年・退学があったようなときや②事故によって就職ができなくなってしまったようなときは、慰謝料増額の可能性があります。
- Q父親の弁護士費用特約が子供でも使えるのですか?
-
使えることが多いです。具体的には①同居の子供②別居の未婚の子供③車両に同乗中の子供のときは、使えることが多いです。

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- 前田 徹