むちうちが2か月で完治した40代の会社役員が、慰謝料や休業損害など80万円を獲得した事例
最終更新日:2023年05月08日

- 監修者
- よつば総合法律事務所
- 弁護士
- 小林 義和

- 病名・被害
- 頸椎捻挫
- けがの場所
- 首
- 最終獲得金額
- 80万円
- 後遺障害等級
- 認定なし
- 事例の特徴
- むちうち(首・腰)
事故の状況
具志堅さん(仮名)は車を運転していたところ、うしろから追突されました。
ご相談内容
具志堅さんのケガはむちうちです。はじめは首が痛い状況が続きました。通院を重ねるうちに、寒くなると、ぼきぼきと音がするという位の症状が残る程度にまで回復しました。事故から2か月で治療は終了しました。
保険会社は休業損害を否定
保険会社は具志堅さんに賠償額を提示します。金額は20万円です。慰謝料のみの提示でした。休業損害はゼロです。
休業損害ゼロに納得できず弁護士に相談
具志堅さんは会社の代表取締役です。休業損害ゼロに納得できません!
そこで、保険代理店の紹介で、具志堅さんはよつば総合法律事務所に相談をしました。
休業損害の獲得をめざして弁護士に依頼
具志堅さんは弁護士から次のアドバイスを受けます。
- 会社役員の休業損害は否定されやすい。
- もっとも、交渉すれば一定の休業損害が出ることもある。
- 弁護士費用特約があるのであれば、弁護士に依頼した方がよい。
弁護士費用の特約があったので、具志堅さんは弁護士に交渉をお願いしてみることとしました。
弁護士の対応と結果
弁護士は保険会社との交渉をスタートします。
はじめの保険会社の提示は慰謝料のみの20万円でした。しかし、弁護士が交渉を続けたところ、慰謝料と休業損害をあわせて80万円を受け取る合意がまとまりました。4倍に金額が増えました。
解決のポイント
1. 会社役員の休業損害
具志堅さんの会社は、具志堅社長と従業員3人の合計4人の株式会社でした。具志堅さん自身も現場に出て、他の従業員と同じように働いていました。
そこで、弁護士は具志堅さんの日々の業務をまとめて保険会社と交渉をします。
その結果、代表取締役ではあったものの、具志堅さんは休業損害を獲得することができました。
2. あきらめない交渉
今回の事故は、保険会社とは金額の差異がかなりあり、なかなか溝が埋まりませんでした。
しかし、根気強く主張し、最終的には弁護士が呈示した和解案で合意できました。
このように、多少時間はかかりましたが、粘り強くあきらめずに交渉することで成果がでることも多いです。
ご依頼者様の感想
ありがとうございました。
(千葉県流山市・40代・男性・会社役員)
本事案は実際のお取り扱い案件ですが、プライバシー保護のため、事案の趣旨を損なわない範囲で一部内容を変更や省略していることがあります。写真はイメージ画像であり実際のお客様とは異なります。記載内容は当事務所のPRを含みます。
本事例へのよくある質問
- Q会社役員の休業損害はどのようなときに認められますか?
-
事故によって役員報酬が減ったり、事故によって法人の売上や利益が減ったりしたことを証明できるときです。
- Q慰謝料増額のポイントはどのような点ですか?
-
裁判の基準で請求や交渉をしましょう。弁護士費用特約があるときは、弁護士が交渉をすれば慰謝料が増えることが多いです。

- 監修者
- よつば総合法律事務所
- 弁護士
- 小林 義和