頚椎捻挫で6か月通院して完治した40代男性会社員について、45万円から90万円に賠償額が増えた事例

最終更新日:2023年05月08日

監修者
よつば総合法律事務所
弁護士
加藤 貴紀
当初の提示額
45万円
最終獲得金額
90万円
2 増額
千葉県柏市・40代・男性・会社員
病名・被害
頚椎捻挫
けがの場所
最終獲得金額
90万円
後遺障害等級
認定なし
事例の特徴
むちうち(首・腰)

事故の状況

富山さん(仮名)は片道1車線の道路をまっすぐ車で進んでいました。すると、反対車線を走行する車がセンターラインオーバーで近づいてきます!

富山さんの車と加害者の車はぶつかりました。

ご相談内容

富山さんのケガはむちうちです。整骨院を中心に180日ほどの通院を続けました。ケガは幸いにも治りました。

保険会社の提示は45万円

保険会社が富山さんに提示した示談金は45万円でした。

賠償額が妥当かどうか弁護士に相談

富山さんは45万円が妥当かどうかよくわかりませんでした。そこで、弁護士の意見を聞くため弁護士に相談しました。

しかし、弁護士が提案を確認したところ、45万円は明らかに低いものでした。弁護士費用特約もあったので、富山さんは弁護士に依頼することにしました。

片道1車線でセンターオーバーラインの事故

弁護士の対応と結果

弁護士は保険会社から診断書や診療報酬明細書などの資料を取り寄せします。そして、損害額を再計算したところ、通院慰謝料は90万円が相当でした。

そこで、弁護士は90万円を請求します。

何度が保険会社とのやりとりを重ねたところ、保険会社も90万円全額の支払いを認めました!

はじめの提示額が45万円でしたので、金額が2倍に増えました!解決までの期間は1か月の早期解決でした。

解決のポイント

1. 裁判基準の90万円の獲得

弁護士は裁判の基準での90万円の慰謝料を請求しました。

損害賠償の基準には①自賠責保険の基準②任意保険の基準③裁判の基準があります。①自賠責保険の基準が一番低く、裁判の基準が一番高いことが多いです。

しかし、保険会社が提示する金額は①自賠責保険の基準や②任意保険の基準になっていることも多いです。裁判の基準による請求をするようにしましょう。

今回も、裁判の基準による請求をして、裁判の基準である90万円の獲得に成功しました。

ご依頼者様の感想

弁護士が介入したことにより早期解決になったと実感しました。ありがとうございます。

(千葉県柏市・40代・男性・会社員)

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本事例へのよくある質問

Q整骨院中心の治療の場合の注意点は何ですか?

整骨院に通院することの指示や同意を整形外科医からもらっておきましょう。

Q頚椎捻挫で6カ月通院したときの慰謝料はいくらですか?

裁判の基準だと89万円です。交渉だと若干低くなることもあります。

Q今回の事案では慰謝料が45万円から90万円と倍に増えています。このように倍になることはよくありますか?

よくあります。慰謝料は特に増額がしやすいです。保険会社から提示された金額が本当に妥当なのか、慎重に確認しましょう。

監修者
よつば総合法律事務所
弁護士
加藤 貴紀

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