頚椎捻挫が9か月で治った20代の会社員が、加害者にも弁護士がついたものの110万円を獲得した事例
最終更新日:2023年05月31日

- 監修者
- よつば総合法律事務所
- 弁護士
- 川﨑 翔

- 病名・被害
- 頚椎捻挫
- けがの場所
- 首
- 最終獲得金額
- 110万円
- 後遺障害等級
- 認定なし
- 事例の特徴
- むちうち(首・腰)
事故の状況
木村さん(仮名)は車を運転して渋滞のため停車していたところ、うしろから追突されました。
弁護士の対応と結果
木村さんは、9か月ほどの通院を続けます。そして、けがは治りました。
加害者にも弁護士がいたことから、弁護士間での交渉となります。その結果、木村さんも納得できる110万円を受け取る合意がまとまりました。交渉の期間は1か月ほどでした。
解決のポイント
1. 慰謝料を裁判基準の85%からほぼ100%に増額
はじめに保険会社が提示した慰謝料の金額は、裁判をしたときの基準の85%でした。
しかし、弁護士は裁判の基準の100%を請求します。
結果として、ほぼ裁判の基準の100%の慰謝料を受領できました。
2. 通院期間9か月を前提とした合意に成功
木村さんは頚椎捻挫で9か月ほど通院しました。
頚椎捻挫では、3~6か月の通院期間が多いです。しかし、弁護士が交渉をしたところ、9か月の治療期間が相当であることを前提とする治療費や慰謝料を受け取ることができました。
怪我の種類 | 治療期間の目安 |
---|---|
打撲・挫傷 | 1~3カ月 |
捻挫 | 3~6カ月 |
骨折 | 6カ月以上 |
注 個別の負傷状況により異なります。
3. もめていなくても弁護士費用特約を利用
木村さんは、加害者や保険会社ともめているわけではありませんでした。もっとも、弁護士費用特約を使って弁護士に頼んだことにより、賠償金の増額に成功しました。
弁護士費用特約はもめていない案件でも使えます。せっかく特約に入っていますので、積極的に使いましょう。
ご依頼者様の感想
ありがとうございました。
(千葉県柏市・20代・女性・会社員)
本事案は実際のお取り扱い案件ですが、プライバシー保護のため、事案の趣旨を損なわない範囲で一部内容を変更や省略していることがあります。写真はイメージ画像であり実際のお客様とは異なります。記載内容は当事務所のPRを含みます。
本事例へのよくある質問
- Q後遺障害がない事案の解決実績は多いですか?
-
はい、多いです。
弁護士費用特約がある事案のときは、後遺障害がなくても弁護士に依頼するメリットは大きいです。交通事故に詳しい弁護士への相談をおすすめします。

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- 弁護士
- 川﨑 翔