頚椎捻挫で5か月通院して完治した10代の学生について、はじめの提示20万円が62万円に増えた事例

最終更新日:2023年05月30日

監修者
よつば総合法律事務所
弁護士
川﨑 翔
当初の提示額
20万円
最終獲得金額
62万円
3.1 増額
千葉県流山市・10代・女性・学生
病名・被害
頚椎捻挫
けがの場所
最終獲得金額
62万円
後遺障害等級
認定なし
事例の特徴
むちうち(首・腰)

事故の状況

瀬川さん(仮名)が自転車に乗って横断歩道を進んでいたところ、右からきた車と追突しました。

ご相談内容

瀬川さんのけがは頚椎捻挫です。いわゆるむちうちです。5か月の治療で完治しました。

保険会社の提示額は20万円です。

瀬川さんは保険会社から示談金の提示を受けます。金額は20万円です。適正な金額かどうか不安があったので、瀬川さんは弁護士に相談してみることにしました。

弁護士費用特約を使って弁護士に依頼

瀬川さんは弁護士から次のようなアドバイスを受けます。

  1. 治療期間が5か月で、20万円の慰謝料は少ない。
  2. 弁護士が交渉すれば、金額が増える確率が高い。2倍以上になるかもしれない。
  3. 弁護士費用特約があるのであれば、弁護士に頼んだほうがよい。

瀬川さんは弁護士費用特約に入っていました。そこで、瀬川さんは弁護士に頼むことにしました。

自転車事故

弁護士の対応と結果

弁護士は保険会社との交渉をスタートします。

保険会社のはじめの提示は20万円でした。しかし、弁護士が交渉したところ慰謝料が増えます。結果として62万円を獲得することができました。交渉期間は3か月でした。

解決のポイント

1. 裁判の基準の慰謝料を交渉で獲得

慰謝料の基準には、次のとおり3つの基準があります。

  1. 自賠責保険基準
  2. 任意保険基準
  3. 裁判基準

①自賠責保険の基準は1日4300円などの基準です。③裁判の基準は通院の期間による基準です。③裁判の基準が一番高くなることが多いです。

今回は、弁護士は裁判の基準の慰謝料を請求しました。その結果、交渉であるにもかかわらず、ほぼ裁判の基準での慰謝料を獲得できました。

2. 学生でも慰謝料を適正に獲得

瀬川さんは学生です。そして、学生も慰謝料をもちろん通常通り請求できます。学生だからといって遠慮することなく、慰謝料を請求しましょう。

3. 弁護士費用特約を使って解決

瀬川さんは10代の学生です。自分の車は持っていません。しかし、親が車を持っていて自動車保険に加入していました。

弁護士費用特約は、契約した親だけでなく同居の子供なども使うことができることが多いです。特約がないと思っても、あきらめずに他の保険を探してみましょう。

ご依頼者様の感想

お世話になりました。ありがとうございます。

(千葉県流山市・10代・女性・学生)

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本事例へのよくある質問

Q頚椎捻挫で5か月の通院期間は長いほうですか?

5か月は標準的な通院期間です。通常は3~6か月位が多いです。

怪我の種類 治療期間の目安
打撲・挫傷 1~3カ月
捻挫 3~6カ月
骨折 6カ月以上

注 個別の負傷状況により異なります。

監修者
よつば総合法律事務所
弁護士
川﨑 翔

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