頚椎捻挫と腰椎捻挫で8か月通院して完治した50代の男性自営業が、慰謝料などで75万円を受領した事例
最終更新日:2023年05月30日

- 監修者
- よつば総合法律事務所
- 弁護士
- 川﨑 翔

- 病名・被害
- 頚椎捻挫・腰椎捻挫
- けがの場所
- 首腰・背中
- 最終獲得金額
- 75万円
- 後遺障害等級
- 認定なし
- 事例の特徴
- むちうち(首・腰)
事故の状況
橋本さん(仮名)が自転車に乗っていたところ、左の狭い道路から車が出てきます。そして、橋本さんの自転車と車は追突しました。
ご相談内容
橋本さんは頚椎捻挫と腰椎捻挫のけがをします。8か月通院したところ、けがは治りました。
弁護士に依頼すると慰謝料が増えると橋本さんは聞きました。そこで、橋本さんは弁護士に頼むことにしました。
弁護士の対応と結果
弁護士は保険会社との交渉をスタートします。
動いている自転車と車の事故だったため、若干の過失相殺はありました。
しかし、弁護士が粘り強く交渉を続けたところ、裁判の基準とほぼ同じレベルの慰謝料を獲得することができました。トータルでは75万円です。交渉スタートから解決までの期間は1か月でした。
解決のポイント
1. 弁護士費用特約を使って弁護士に依頼
橋本さんは弁護士費用特約に入っていました。そこで、橋本さんは特約を使って弁護士に依頼しました。弁護士費用の実質的な負担はありません。
弁護士費用特約を使えるかどうかは、保険証券や約款をみればわかります。わからないときは保険会社に聞いてみましょう。意外と利用できる範囲が広いです。
2. 交渉開始から1か月での解決
橋本さんの事故は、交渉スタートから1か月で解決にまで至りました。
通常の交渉だと1~3か月での解決が多いです。今回は事前の準備がよかったこともあり、1か月という早期の解決ができました。
手続きの種類 | 期間の目安 |
---|---|
示談交渉 | 3カ月以内 |
紛争処理センター(あっせんの場合) | 3~6カ月 |
裁判 | 6カ月~2年 |
注 個別事案により大きく異なります。
ご依頼者様の感想
ありがとうございました。
(千葉県流山市・50代・男性・自営業)
本事案は実際のお取り扱い案件ですが、プライバシー保護のため、事案の趣旨を損なわない範囲で一部内容を変更や省略していることがあります。写真はイメージ画像であり実際のお客様とは異なります。記載内容は当事務所のPRを含みます。
本事例へのよくある質問
- Q頚椎捻挫や腰椎捻挫で8か月の通院期間は長いほうですか?
-
8か月は長いほうです。通常は3~6か月位が多いです。
怪我の種類 治療期間の目安 打撲・挫傷 1~3カ月 捻挫 3~6カ月 骨折 6カ月以上 注 個別の負傷状況により異なります。
- Q適正な慰謝料を受領するために、してはいけないことは何ですか?
-
適正な慰謝料をもらうためには、次のようなことはやめましょう。適正な慰謝料がもらえなくなります。
- 症状があり治療継続を医師に指示されたにもかかわらず通院をやめること
- 弁護士に相談せず保険会社の提示額で合意すること
- 適正な後遺障害認定になっていないまま合意すること
- 慰謝料増額事由を主張しないこと
- 時効にしてしまうこと

- 監修者
- よつば総合法律事務所
- 弁護士
- 川﨑 翔