頚椎捻挫で5か月通院した30代会社員が、交渉期間1か月で休業損害や慰謝料など105万円を受領した事例

最終更新日:2023年06月05日

監修者
よつば総合法律事務所
弁護士
川﨑 翔
当初の提示額なし
最終獲得金額
105万円
105万円 増額
千葉県松戸市・30代・女性・会社員
病名・被害
頚椎捻挫
けがの場所
最終獲得金額
105万円
後遺障害等級
認定なし
事例の特徴
むちうち(首・腰)

事故の状況

樋口さん(仮名)は車を運転していました。そして、渋滞で止まっていたところ、うしろから車に追突されました。

ご相談内容

樋口さんのケガは頚椎捻挫です。いわゆるむちうちです。

後遺障害は非該当

5か月ほど通院を続けたものの、首の痛みは治りません。

樋口さんは自分で後遺障害の申請をしたものの、非該当という結果でした。

樋口さんは今後のことについて聞きたくて、弁護士に相談しました。

弁護士のアドバイスを聞いて弁護士に依頼

樋口さんは、弁護士から次のようなアドバイスを受けました。

  1. 後遺障害になる可能性があるかどうかは一度資料を集めて検討する必要がある。
  2. 賠償金の交渉は、弁護士が入ると金額が増えることが多い。
  3. 弁護士費用特約があるのであれば、今の時点で弁護士に頼んだほうがよい。

弁護士費用特約はあったので、樋口さんは弁護士に頼むことにしました。

渋滞

弁護士の対応と結果

後遺障害の異議申し立ては難しいという結果

弁護士は後遺障害の異議申し立ての可能性を検討します。もっとも、次の理由により異議申し立ては難しいという結果になりました。

  1. むちうちで通院期間が6か月未満であること
  2. MRI画像検査での異常所見がなかったこと
  3. 神経学的所見の異常がなかったこと

結果として、後遺障害の異議申し立てはせずに示談交渉に進むということになりました。

交渉で105万円を受領

弁護士は保険会社との交渉をスタートします。

休業損害慰謝料などが少し争いとなったものの、スムーズに交渉は進みます。交渉スタートから1か月で105万円を受け取る合意がまとまりました。

樋口さんは、保険会社から105万円を受領できました。

解決のポイント

1. 1か月での早期解決

保険会社との交渉は1~3か月ほどかかることが多いです。そして、今回の樋口さんは1か月で解決できました。

弁護士がスピード感をもって交渉を進めたことが早期解決につながりました。

解決までの期間の目安
手続きの種類 期間の目安
示談交渉 3カ月以内
紛争処理センター(あっせんの場合) 3~6カ月
裁判 6カ月~2年

注 個別事案により大きく異なります。

ご依頼者様の感想

素早い解決に満足しています。

(千葉県松戸市・30代・女性・会社員)

本事案は実際のお取り扱い案件ですが、プライバシー保護のため、事案の趣旨を損なわない範囲で一部内容を変更や省略していることがあります。写真はイメージ画像であり実際のお客様とは異なります。記載内容は当事務所のPRを含みます。

本事例へのよくある質問

Q早く解決をするにはどうすればよいですか?

裁判や交通事故紛争処理センターは時間がかかります。交渉での解決をめざしましょう。

交渉のために必要な書類を早く準備することにより、早期の解決ができる可能性が高くなります。

Q保険会社の担当者の回答が遅いです。どうすればよいですか?

督促をしましょう。電話や書面での督促をすることにより、回答が早くなることがあります。

また、何か不足している書類があるために回答がこないということもあります。不足している書類がないか、保険会社の担当者に確認するのもよいでしょう。

監修者
よつば総合法律事務所
弁護士
川﨑 翔

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