腰椎捻挫の60代兼業主婦が、休業損害や慰謝料など90万円を受領できた事例
最終更新日:2020年03月05日

- 監修者
- よつば総合法律事務所
- 弁護士
- 大澤 一郎

- 病名・被害
- 腰椎捻挫
- けがの場所
- 首
- 最終獲得金額
- 90万円
- 後遺障害等級
- 認定なし
- 事例の特徴
- むちうち(首・腰)
事故の状況
小野田さん(仮名)は車を運転していたところ、うしろから車にぶつけられました。
ご相談内容
小野田さんのけがは腰椎捻挫です。60代と高齢だったため治りがいまいちでした。6か月ほどの通院を続けて、なんとかある程度治りました。
小野田さんは自分で示談交渉を試みます。しかし、兼業主婦の休業損害を保険会社が認めなかったため、小野田さんは弁護士に相談します。
弁護士のアドバイスを聞いて依頼
小野田さんは弁護士から次のようなアドバイスを聞きました。
弁護士費用特約はあったので、小野田さんは弁護士に頼むことにしました。
弁護士の対応と結果
弁護士は保険会社との交渉をスタートします。
小野田さんは休業損害と慰謝料をすでに一部受け取っていました。そこで、追加となる兼業主婦の休業損害と慰謝料を弁護士は請求します。
交渉を続けたところ、保険会社は兼業主婦の休業損害を認めます。そして、トータル90万円で合意します。
小野田さんは、保険会社から90万円を受け取ることができました。ご依頼から解決までは3か月と比較的早い解決でした。
解決のポイント
1. 兼業主婦の休業損害ゼロに反論
保険会社が提示する兼業主婦の休業損害は、はじめはゼロでした。
しかし、弁護士は次のとおり反論します。
- 事故により家事ができないため、兼業主婦の休業損害は当然認められるべきである。
- 60代と高齢であっても、もちろん家事はしている。
その結果、保険会社は兼業主婦の休業損害ゼロの主張を撤回します。ある程度の休業損害を小野田さんは受け取ることができました。
2. 裁判の基準に近い基準での慰謝料を獲得
弁護士は裁判の基準に基づく通院慰謝料を請求します。
その結果、交渉であるにもかかわらず、裁判の基準に近い通院慰謝料を獲得することができました。
ご依頼者様の感想
終わってよかったです。
(千葉県船橋市・60代・女性・兼業主婦)
本事案は実際のお取り扱い案件ですが、プライバシー保護のため、事案の趣旨を損なわない範囲で一部内容を変更や省略していることがあります。写真はイメージ画像であり実際のお客様とは異なります。記載内容は当事務所のPRを含みます。
本事例へのよくある質問
- Q休業損害を一部先にもらうことはできますか?
-
保険会社との交渉になりますが、できることが多いです。
今回の小野田さんは、休業損害を一部先にもらっていました。
- Q慰謝料を一部先にもらうことはできますか?
-
保険会社との交渉になりますが、できることもあります。
今回の小野田さんは、慰謝料を一部先にもらっていました。先に慰謝料が一部欲しいときは、先に欲しい理由を保険会社に伝えましょう。

- 監修者
- よつば総合法律事務所
- 弁護士
- 大澤 一郎