頚椎捻挫と腰椎捻挫の30代専業主婦が、主婦の休業損害や慰謝料などで140万円を受領できた事例

事故の状況

事故現場は信号のない十字路交差点です。小沼さん(仮名)が車を運転していたところ、左から出てきた車とぶつかりました。

小沼さんは広い道路、相手は狭い道路から出てきての衝突でした。

ご相談内容

小沼さんのケガは頚椎捻挫と腰椎捻挫です。6か月ほど通院したところ、けがは治りました。

賠償金の交渉を弁護士に頼むと金額が増えると聞いたので、小沼さんは弁護士に頼むことにしました。弁護士費用特約を使うことにしたので、実質的な弁護士費用はかかりませんでした。

弁護士の対応と結果

任意保険会社から140万円を受領

弁護士は任意保険会社との交渉をスタートします。

交差点での事故だったため、小沼さんにも若干の過失割合が発生してしまいました。しかし、主婦の休業損害や通院慰謝料をしっかり交渉したところ、140万円で合意できました。

小沼さんは、任意保険会社から140万円を受け取ることができました。解決までの期間は約3か月でした。

人身傷害保険から過失分の一部を受領

弁護士は人身傷害保険にも請求をします。その結果、過失分として引かれてしまった金額の一部について、人身傷害保険が支払うこととなりました。

そのため、小沼さんは過失がないときとほぼ同額を受領することができました。

解決のポイント

1. 人身傷害保険の利用

人身傷害保険は、自らに過失があるときなどに、過失分の支払いがある保険です。

そして、過失分として引かれた金額の一部を、小沼さんは受け取ることができました。

人身傷害保険は、利用の順序や裁判提起の有無などにより支払金額が変わることがある複雑な保険です。悩んだら、まずは交通事故に詳しい弁護士への相談をおすすめします。

2. 専業主婦の休業損害を受領

専業主婦も休業損害を請求できます。事故により家事ができなくなることがあるからです。

保険会社の提案は、専業主婦の休業損害がゼロのことがあります。しかし、けがによる家事への支障などを主張することにより、専業主婦の休業損害を受け取れることが多いです。

専業主婦の休業損害は、交渉方法によりもらえる金額が大きく変わってくることがあります。悩んだら、まずは交通事故に詳しい弁護士への相談をおすすめします。

ご依頼者様の感想

保険金受け取りました。ありがとうございました。

（千葉県千葉市・30代・女性・専業主婦）

本事例へのよくある質問