事例233外傷性頸部症候群・腰背部打撲傷

会社員男性が、外傷性頸部症候群後の頸部痛、上肢痺れの症状及び腰背部打撲傷後の腰部痛の症状について併合14級の後遺障害の認定を受け、285万円を獲得した事例

最終更新日：2019年09月17日

保険会社提示額 : 提示前のご依頼

病名・被害

怪我の場所

後遺障害等級

事故発生!自動車対自動車の事故

平成28年某月、鈴木さん(仮名・茂原市在住・60代・男性・会社員)が自動車に乗って停車中、前方不注視の車両に追突されるという事故に遭いました。車両は大破し、全損となりました。

被害者は、受傷後、頸部痛、上肢の痺れ、腰部痛について悩まされました。特に左手の痺れが頑固にあり、半年以上休業を余儀なくされました。

被害者は、事故直後から約1年間懸命にリハビリ・治療を継続し、症状固定となりました。

当事務所が代理して後遺障害申請を行った結果、外傷性頸部症候群後の頸部痛、上肢痺れについて14級9号、腰背部打撲傷後の腰部痛について14級9号、併合14級が認定されました。　

その後、賠償交渉を行った結果、既払い金を除いて、285万円(後遺障害部分の自賠責保険金を含む)を受け取る内容で示談をしました。

当事務所が依頼を受けた結果、賠償金として２８５万円を受け取ることが出来ました。

解決のポイントは以下の点です。

本件では、被害者は、事故後、特に頸部痛、頑固な左手の痺れを自覚していました。

被害者の勤務先では、業務上、車の運転が必要でしたが、被害者は症状のため運転をすることが困難でした。被害者は職場に復帰することを目指して、ほぼ毎日病院に行き、リハビリに努めていました。

当事務所では、このような状況を保険会社に伝え、就労が難しいこと、休業損害を補償して欲しいことを交渉しました。

最終的に、被害者は事故から半年後、少しずつ仕事に復帰し、保険会社からもその間の休業損害(約120万円)を先に賠償させることが出来ました。

本件では、被害者は、症状固定後も頑固な症状を自覚していました。

特に車の運転が出来なくなり、仕事・日常生活において大きな不自由を来していました。

このような状態を保険会社に伝え、赤い本の基準(14級、110万円)を超える後遺障害慰謝料を賠償させる内容の解決に至りました。

良くやってくれたと思います。長い間お世話になりました。ありがとうございました。

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