関節内果骨折後のしびれや傷跡（14級）となった兼業主婦が、370万円を受領した事例

事故の状況

横山さん(仮名)は横断歩道を歩いているときに、車にはねられました。

ご相談内容

横山さんのけがは、右足関節内果骨折です。1年4か月の治療を続けたものの、右足のしびれや傷跡などの症状は完治しませんでした。

後遺障害は14級

横山さんが自分で後遺障害の手続きをしたところ、次のとおり併合14級となりました。

1. 右足関節内果骨折後の右足のしびれについて「局部に神経症状を残すもの」（14級9号）
2. 右足の傷跡について「下肢の露出面にてのひらの大きさの醜いあとを残すもの」（14級9号）
3. あわせて併合14級

保険会社の提示額は200万円

横山さんは保険会社から示談金の提示を受けます。金額は200万円です。

横山さんは200万円の提示額に疑問を感じます。金額が少ないと感じたからです。

横山さんは弁護士に依頼

横山さんはよつば総合法律事務所に相談します。弁護士からは次のようなアドバイスを受けました。

1. 200万円の賠償額は少ない。
2. 弁護士が入れば、慰謝料が増えると思われる。
3. 弁護士が入れば、逸失利益が増えると思われる。
4. 弁護士費用特約があれば、弁護士に頼んだ方がよい。

弁護士費用特約があったので、横山さんは弁護士に依頼することにしました。

弁護士の対応と結果

弁護士は保険会社との交渉をスタートします。

はじめの保険会社の提示は、慰謝料や逸失利益が少ないものでした。そこで、弁護士は増額を要請します。

結果として、370万円で合意できました。はじめの提示額は200万円だったので、170万円増やすことができました。

解決のポイント

1. 慰謝料を130万円増やすことに成功

はじめに保険会社が提示した慰謝料は次のとおりでした。

• 入通院慰謝料　100万円
• 後遺障害慰謝料　70万円
• 合計　170万円

これに対して、弁護士は裁判の基準によるべきであることを要請します。結果として、次のようなほぼ裁判の基準で合意できました。

• 入通院慰謝料　190万円
• 後遺障害慰謝料　110万円
• 合計　300万円

結果として、慰謝料を170万円増やすことができました。

2. 逸失利益を40万円増やすことに成功

はじめに保険会社が提示した逸失利益は10万円程度でした。

これに対して、弁護士は兼業主婦の逸失利益として裁判の基準によるべきであることを要請します。結果として、裁判の基準に近い50万円で合意できました。

結果として、逸失利益を40万円増やすことができました。

ご依頼者様の感想

ありがとうございました。

（千葉県佐倉市・70代・女性・兼業主婦）

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