事例189右膝部挫傷及び右足関節挫傷
会社員が右膝部挫傷後の疼痛及び右足関節部挫傷後の疼痛の症状により併合14級の認定を受け、230万円を受領した事例
最終更新日:2019年10月29日
保険会社提示額 : 提示前のご依頼
- 解決額
- 230万円
- 怪我の場所
-
- 足・股・膝
- 後遺障害等級
-
- 14級
事故発生!バイク対自動車の事故
平成28年某月、福井陽一さん(仮名・柏市在住・40代・男性・会社員)がバイクに乗って走行していたところ、右折対向車に衝突されるという事故に遭いました。
相談から解決まで
被害者は事故により、右膝部挫傷及び右足関節挫傷の傷害を負い、約8ヶ月の通院を余儀なくされました。
当事務所が後遺障害の申請をおこない、併合14級(右膝部挫傷後の疼痛が14級9号、右足関節部挫傷後の疼痛が14級9号)の後遺症が認定されました。
交渉の結果、自賠責保険金を含め、230万円を受領するとの内容で解決することができました。
当事務所が関わった結果
当事務所が依頼を受け、被害者請求を行った結果、適正な後遺障害等級が認定されました。また、裁判を起こすことなく、ほぼ裁判基準で解決することができました。
解決のポイントは以下の点です。
1適正な後遺障害の認定
本件は、被害者がバイクに乗車しているときに発生した事故であり、被害者への衝撃が大きい事故でした。幸いなことに骨折等はありませんでしたが、一方で、疼痛を画像所見から立証することが困難な状況でした。
そこで、診断書にきちんと自覚症状を記載してもらうようにしました。
後遺障害診断書の作成にあたっても症状の推移や自覚症状について詳細に記載してもらいました。
その結果、右膝部挫傷及び右足関節挫傷後の疼痛に関してそれぞれ14級9号の後遺障害が認定されました。
2早期解決
本件は、事故から約8ヶ月治療し、後遺障害の認定に約2カ月かかりかかりました。被害者は早期解決を希望していたことから、裁判を提起することなく、できる限り早く解決することを目指しました。
当事務所は初回の交渉時から裁判で提出するのとほぼ同様の証拠資料を保険会社に送付し、早期に交渉がまとまらないのであれば訴訟提起もありうるとの態度で交渉に臨みました。
その結果、賠償請求を行ってから約1ヶ月半という短期間で和解することができました。当然、解決水準についても裁判基準とほぼ同等なものとすることができました。
依頼者様の感想
等級が認定されるか不安でしたが、解決できてよかったです。
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