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解決事例

事例181胸椎圧迫骨折

パート勤務の兼業主婦が胸椎圧迫骨折後のせき中の変形等により第8級相当の認定を受け、約740万円を受領した事例

最終更新日:2019年10月28日

保険会社提示額 : 100万円

解決額
740万円
増額倍率 :7.4
怪我の場所
  • 鎖骨・肩甲骨・肋骨・胸骨
  • 腰・背中
後遺障害等級
  • 6~8級

事故発生!歩行者自動車の事故

平成28年某月、脇田幸子さん(仮名・千葉市在住・70代・女性・パート勤務の兼業主婦)は、駐車場を歩行中に、前方不注視の自動車に衝突されて転倒し、怪我を負ってしまいました。

相談から解決まで

脇田さんは、事故により胸椎圧迫骨折の傷害を負い、7ヶ月以上もの治療を余儀なくされました。最終的に腰部の痛みが強く残存してしまいました。

そこで、弁護士が代理して、脇田さんのお怪我について後遺障害等級認定の申請(被害者請求)をしました。

脇田さんのお怪我については、胸椎圧迫骨折後に「せき柱に中程度の変形を残すもの」として、第8級相当の後遺障害等級認定がでました。

その後、相手保険会社との交渉の結果、既払い金約960万円のほかに、約740万円を受領するとの内容で解決することができました。

当事務所が関わった結果

当事務所が依頼を受け、弁護士が代理して後遺障害等級認定の申請をしたところ、第8級相当という適正な等級の認定を受けることができました。また、後遺障害等級の認定後、損害賠償金額の交渉を何度も行った結果、裁判をせずに交渉で解決することができました。 

解決のポイントは以下の点です。

1慰謝料の増額

何度も交渉を繰り返した結果、入通院慰謝料と後遺障害慰謝料の金額を大幅に増額し、裁判基準の金額にすることが出来ました。具体的には、入通院慰謝料については、相手の初回提示より約40万円増額することができました。また、後遺障害慰謝料については、相手の初回提示より約170万円増額することができました。

一般的に、慰謝料の金額は、弁護士が代理することによって増額することが多いです。相手方と示談をする前に、慰謝料の金額が適正かどうか弁護士に相談して確認するようにしましょう。

2逸失利益の基礎収入の増額

相手保険会社は、賠償金の初回提示では逸失利益を0と算定していました。

しかし、家事労働に支障が出ているとして、こちらから約10年分の逸失利益を請求しました。

交渉を続けた結果、最終的には逸失利益を約500万円まで増額できました。

後遺症による逸失利益は相手方と争いになりやすいところです。逸失利益算定の基礎となる収入額、喪失率、喪失期間などについて、相手保険会社の提示に誤りがないかよく確認する必要があります。

依頼者様の感想

どうもありがとうございました。

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