事例172頸椎捻挫
会社員男性が、頸椎捻挫後の頸部痛、左上背部痛、左上肢の放散痛等の症状について、14級9号の認定を受け、約310万円を獲得した事例
最終更新日:2019年10月28日
保険会社提示額 : 提示前のご依頼
- 解決額
- 310万円
- 病名・被害
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- むちうち(首・腰)
- 怪我の場所
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- 首
- 手・肩・肘
- 後遺障害等級
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- 14級
事故発生!自動車対トラックの事故
平成27年某月、里村さん(仮名・印西市在住・30代・男性・会社員)が、自動車を運転して右折待ちのため停止していたところ、後方から来た自動車(トラック)に追突されるという事故に遭いました。
相談から解決まで
被害者は、頸椎捻挫、腰椎捻挫により、頸部痛、左上背部痛、左上肢の放散痛、腰痛等の症状に悩まされました。里村さんは、約7か月治療を継続していましたが、腰痛は軽快したものの、その他の症状が残ってしまいました。
事前認定により後遺障害審査が行われたものの、非該当と認定され、これで良いのかとお考えになり、当事務所に相談にいらっしゃいました。
当事務所が代理し、被害者請求の形で異議申立てを行ったところ、頸椎捻挫後の頸部痛、左上背部痛、左上肢の放散痛の症状が14級9号に該当するとの後遺障害認定がされました。
引き続き当事務所が代理して相手方保険会社との賠償交渉を行った結果、総額約310万円を受け取ることで示談をしました。
当事務所が関わった結果
適正に後遺障害が認定され、既払金を除いて、相手方保険会社から約310万円を受け取ることが出来ました。
解決のポイントは以下の点です。
1適正な後遺障害認定
事前認定時の後遺障害診断書を確認したところ、必要な記載がされていませんでした。そこで、その病院から必要な医証をとりつけて後遺障害診断書に不足している記載を補充しました。また、治療経過において行われた治療自体が、里村さんの症状が難治性であることを示すと主張しました。さらに、里村さんが症状固定後も相当頻度通院していることも資料を添えて指摘しました。
その結果、自賠責損害調査事務所も結論を変え、適正な後遺障害が認定されることとなりました。
2適正な損害賠償
相手方保険会社は、例によって、2種類の慰謝料について、いずれも裁判所基準の8割とすることを提案してきました。
私たちは、治療中も症状固定後も里村さんが事故後の症状に酷く悩まされていることを指摘したほか、基本的に争点がない事案であり、あくまで慰謝料カットの提案に固執するなら速やかに訴訟に踏み切ることを告げました。
その結果、裁判所基準で解決することとなり、里村さんが約310万円(自賠責保険金を含みます。)を受領するとの内容で解決することができました。
依頼者様の感想
ありがとうございました。満足しています。
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