弁護士が異議申し立てをした腰椎捻挫(14級)にて、慰謝料などが大幅に増えて、示談金合計が50万円から250万円に増額した事例
最終更新日:2023年04月07日

- 監修者
- よつば総合法律事務所
- 弁護士
- 三井 伸容

- 病名・被害
- 頸椎捻挫・腰椎捻挫
- けがの場所
- 首腰・背中
- 最終獲得金額
- 250万円
- 後遺障害等級
- 14級
- 事例の特徴
- むちうち(首・腰)
事故の状況
丸山さん(仮名)は赤信号で停車中、後ろから追突されました。
ご相談内容
丸山さんのけがは頚椎捻挫と腰椎捻挫です。8カ月の通院をしましたが治りません。後遺障害は非該当でした。保険会社が提示する示談金は50万円です。
丸山さんは弁護士に相談します。弁護士費用特約もあったので、弁護士に頼むことにしました。
弁護士の対応と結果
後遺障害非該当から14級に変更
丸山さんの後遺障害は、はじめは非該当でした。弁護士は主治医作成の検査結果の書類などの医学的な証拠を集めます。
14級の認定
異議申し立てをしたところ、腰痛について「局部に神経症状を残すもの」(14級9号)となりました。
通院慰謝料が30万円から100万円に増額
弁護士は保険会社との交渉をスタートします。はじめに保険会社が提示していた通院慰謝料は30万円でした。明らかに低いです。
通院慰謝料が100万円に増額
弁護士は裁判の基準に基づいて請求や交渉を続けます。その結果、裁判はしていないものの、裁判の基準とほぼ同額の100万円に通院慰謝料が増額しました。
後遺障害慰謝料が40万円から110万円に増額
はじめに保険会社が提示していた後遺障害慰謝料は40万円でした。明らかに低いです。
後遺障害慰謝料が110万円に増額
弁護士は裁判の基準に基づく金額でないと合意できないと主張します。裁判はしなかったものの、後遺障害慰謝料は裁判の基準の110万円に増額しました。
まとめ:弁護士の対応と結果
弁護士の対応と結果のまとめは次の通りです。
- 後遺障害は非該当から14級に変更になった。
- 通院慰謝料が30万円から100万円に増額した。
- 後遺障害慰謝料が40万円から110万円に増額した。
- トータルで示談金250万円を獲得できた。
解決のポイント
1. 裁判の基準での適正な解決
弁護士が交渉をするときは、高額な基準である裁判の基準で計算します。赤い本や青い本の基準です。
丸山さんの交渉でも、裁判の基準で計算して請求することにより、大幅な慰謝料の増額に成功しました。
ご依頼者様の感想
どうもお世話になりました。また何かありましたらお願いします。
(千葉県松戸市・30代・男性・会社員)
本事案は実際のお取り扱い案件ですが、プライバシー保護のため、事案の趣旨を損なわない範囲で一部内容を変更や省略していることがあります。写真はイメージ画像であり実際のお客様とは異なります。記載内容は当事務所のPRを含みます。
本事例へのよくある質問
- Q腰椎捻挫ではどのような後遺障害になりますか?
-
次の後遺障害になることがあります。
- 局部に頑固な神経症状を残すもの(12級13号)
- 局部に神経症状を残すもの(14級9号)

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- よつば総合法律事務所
- 弁護士
- 三井 伸容