小指の骨折(13級)の40代の就職活動中男性が、450万円を獲得した事例
最終更新日:2024年09月05日

- 監修者
- よつば総合法律事務所
- 弁護士
- 大澤 一郎

- 病名・被害
- 小指骨折
- けがの場所
- 手・肩・肘
- 最終獲得金額
- 450万円
- 後遺障害等級
- 13級
事故の状況
吉田さん(仮名)は道路を歩いていたところ、うしろから車に追突されました。
ご相談内容
吉田さんのけがは手の小指の骨折です。6か月ほど治療を続けたものの、小指がうまく動かないという症状が残りました。
後遺障害のところから弁護士に依頼
吉田さんは後遺障害の申請のところから弁護士に依頼しました。弁護士が入ったほうが適切な後遺障害になりやすいと聞いたからです。
弁護士の対応と結果
13級で139万円を自賠責保険会社から受領
弁護士が後遺障害の申請をしたところ、小指の骨折により小指の動きが悪くなったことが「一手のこ指の用を廃したもの」(13級6号)となりました。
13級になったので、鈴木さんは139万円を自賠責保険会社から受け取りました。
交渉で311万円を任意保険会社から受領
弁護士は保険会社との交渉をスタートします。比較的交渉はスムーズに進んで約311万円で合意します。
鈴木さんは、約311万円を任意保険会社から受け取りました。
鈴木さんが受け取った金額のまとめ
自賠責保険 | 139万円 |
---|---|
任意保険 | 311万円 |
合計 | 450万円 |
解決のポイント
1. 指の後遺障害は正確な測定がポイント
指の後遺障害は動く範囲を正確に測定してもらうことがポイントです。5度角度が違うだけでも後遺障害の有無や等級が変わってきます。
また、後遺障害診断書に一度記載された角度が間違っていたとしても、修正は難しいことが多いです。
鈴木さんは正しく医師に測ってもらったところ、13級6号の後遺障害となりました。
2. 事故時に無職でも逸失利益の獲得に成功
鈴木さんは事故時は就職活動中でした。
もっとも、事故時に無職であっても、今後仕事をする可能性が高いときは逸失利益を受け取ることができます。
今回も、過去の職歴、現在の就職活動の状況などを示すことにより、逸失利益の獲得に成功しました。
ご依頼者様の感想
ありがとうございました。
(千葉県千葉市・40代・男性・無職)
本事案は実際のお取り扱い案件ですが、プライバシー保護のため、事案の趣旨を損なわない範囲で一部内容を変更や省略していることがあります。写真はイメージ画像であり実際のお客様とは異なります。記載内容は当事務所のPRを含みます。
本事例へのよくある質問
- Q示談交渉で金額を増やすにはどのようなポイントがありますか?
-
示談交渉で金額を増やすには、次のようなポイントがあります。
- 事前に相場を把握する
- 漏れやすい項目に注意する
- 増額の可能性が高い項目に注目する
- 「論より証拠」
- 具体的な数字で交渉する
- 示談書作成前は慎重に検討する
- 弁護士に相談や依頼をする
- 適切な期間の通院をする
- 後遺障害の申請をする
後遺障害の事案のときは、弁護士に相談や依頼をすると特に金額が増えることが多いです。悩んだら、まずは交通事故に詳しい弁護士に相談しましょう。

- 監修者
- よつば総合法律事務所
- 弁護士
- 大澤 一郎