腰椎捻挫(14級)の40代専業主婦が治療費の打ち切りを回避でき、賠償金も335万円を獲得した事例
最終更新日:2023年05月26日

- 監修者
- よつば総合法律事務所
- 弁護士
- 大澤 一郎

- 病名・被害
- 腰椎捻挫
- けがの場所
- 腰・背中
- 最終獲得金額
- 335万円
- 後遺障害等級
- 14級
- 事例の特徴
- むちうち(首・腰)
事故の状況
江田さん(仮名)が車を運転していたところ、後ろから車に衝突されました。
ご相談内容
江田さんのけがは腰椎捻挫です。通院を定期的に続けていました。
治療を続けたかったため弁護士に相談
事故から数か月がたつと、保険会社は江田さんの治療費を打ち切りしようとします。江田さんは困ってしまい、弁護士に相談します。
江田さんは弁護士に依頼
江田さんは弁護士から次のようなアドバイスを受けます。
- 治療費の打ち切りの延長交渉はできる。ただし、成功するかどうかはやってみないとわからない。
- 後遺障害の申請は弁護士が関与するのが望ましい。
- 弁護士が入ると、賠償金が増える確率は高い。
- 弁護士費用特約があるのであれば、今の時点で弁護士に頼むのが望ましい。
弁護士費用特約はあったので、江田さんは弁護士に頼むことにしました。
弁護士の対応と結果
治療期間を伸ばすことに成功!
弁護士は治療期間について保険会社と交渉します。その結果、約6か月が過ぎるまで治療期間を伸ばすことに成功しました。
後遺障害14級の獲得に成功!
江田さんは6か月超で治療を終了します。弁護士が後遺障害の申請をしたところ、腰の痛みについて「局部に神経症状を残すもの」(14級9号)となりました。
賠償金335万円を獲得
弁護士は任意保険会社と賠償金の交渉をスタートします。弁護士が交渉をしたところ、主婦の休業損害や慰謝料が増えて、総額で335万円を獲得できました。はじめの保険会社の提示は178万円だったので、1.9倍に増えました。
解決のポイント
1. 適正な専業主婦の休業損害を獲得!
江田さんは専業主婦です。専業主婦も休業損害を請求できます。家事ができなくなった分の請求です。
そこで、江田さんのけが、家事への支障をまとめた詳細な書面を弁護士は作成します。そのうえで、書面を送付して粘り強く交渉を弁護士は続けます。
結果として、江田さんも納得できる水準の主婦の休業損害を獲得できました。
2. 入通院慰謝料や後遺障害慰謝料の増額を獲得!
はじめの保険会社の提示は、どちらの慰謝料も少ないものでした。
弁護士が交渉を続けたところ、どちらの慰謝料もほぼ裁判の基準に増えました。
ご依頼者様の感想
無事解決に至り、満足しております。ありがとうございました。
(千葉県柏市・40代・女性・専業主婦)
本事案は実際のお取り扱い案件ですが、プライバシー保護のため、事案の趣旨を損なわない範囲で一部内容を変更や省略していることがあります。写真はイメージ画像であり実際のお客様とは異なります。記載内容は当事務所のPRを含みます。
本事例へのよくある質問
- Q腰椎捻挫ではどの位の治療期間が多いですか?
-
3~6カ月が多いです。ただし、個別の事案によります。
怪我の種類 治療期間の目安 打撲・挫傷 1~3カ月 捻挫 3~6カ月 骨折 6カ月以上
- Q保険会社から治療費打ち切りと言われたときは、どうすればよいですか?
-
次のような対応策があります。
- 保険会社と交渉をして延長を求める方法
- 健康保険などで治療を続ける方法
- 後遺障害の申請や示談交渉などに進む方法
治療費打ち切りへの対応をどうするかは難しい問題です。悩んだら、まずは交通事故に詳しい弁護士に相談してみましょう。

- 監修者
- よつば総合法律事務所
- 弁護士
- 大澤 一郎