頚椎捻挫(14級)の40代兼業主婦の損害額が、160万円から480万円に増えた事例
最終更新日:2023年04月20日

- 監修者
- よつば総合法律事務所
- 弁護士
- 大澤 一郎

- 病名・被害
- 頚椎捻挫
- けがの場所
- 首
- 最終獲得金額
- 480万円
- 後遺障害等級
- 14級
- 事例の特徴
- むちうち(首・腰)
事故の状況
秋山さん(仮名)は車の助手席に乗っていたところ、後ろから車に追突されました。
ご相談内容
秋山さんのけがは頚椎捻挫と腰椎捻挫です。1年ほど通院して症状固定となりました。
後遺障害は14級9号
後遺障害は、頚椎捻挫について「局部に神経症状を残すもの」(14級9号)となりました。腰椎捻挫は非該当でした。
保険会社の提示額は160万円
保険会社は秋山さんに保険金を提示します。160万円です。秋山さんは少ないと感じて弁護士に相談することにしました。
弁護士費用特約を使って弁護士に依頼
秋山さんは弁護士費用特約に入っていました。そこで、弁護士費用特約を使って弁護士に頼むことにしました。
解決のポイント
1. 兼業主婦の休業損害を205万円獲得
はじめの保険会社の提案は、兼業主婦の休業損害がゼロでした。
しかし、秋山さんは兼業主婦です。兼業主婦分の休業損害を請求できます。
弁護士が交渉を続けたところ、かなり多い金額である205万円の休業損害を獲得できました。
2. 兼業主婦の逸失利益を60万円獲得
はじめの保険会社の提案は、ゼロではないものの逸失利益が少ないものでした。
そこで、兼業主婦としての逸失利益を弁護士は請求します。
弁護士が交渉を続けたところ、60万円の逸失利益を獲得できました。
ご依頼者様の感想
ありがとうございました。
(千葉県松戸市・40代・女性・兼業主婦)
本事案は実際のお取り扱い案件ですが、プライバシー保護のため、事案の趣旨を損なわない範囲で一部内容を変更や省略していることがあります。写真はイメージ画像であり実際のお客様とは異なります。記載内容は当事務所のPRを含みます。
本事例へのよくある質問
- Q賠償額が160万円から480万円と3倍になった理由は何ですか?
-
主婦の休業損害が大幅に増額したことが理由です。はじめの保険会社の提示額は0円でしたが、最終的には205万円となっています。
なお、205万円という主婦の休業損害は、後遺障害14級9号の事案ではかなり多額です。
- Q主婦の損害賠償の交渉で気を付ける点はどのような点ですか?
-
①主婦としての休業損害や②主婦としての逸失利益に気を付けましょう。想定していたよりも高額が受領できることもあります。

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- 弁護士
- 大澤 一郎