事例082外傷性尺骨神経麻痺
会社員が14級9号の認定を受け310万円を獲得した事例
最終更新日:2019年10月21日
保険会社提示額 : 120万円
- 解決額
- 310万円
- 増額倍率 :2.5倍
- 怪我の場所
-
- 手・肩・肘
- 後遺障害等級
-
- 14級
事故発生!バイク対自動車の事故
平成22年某月、仲田卓也さん(仮名・千葉県流山市在住・40代・男性・会社員)がバイクを運転し、第2車線を走行していたところ、第1車線にいた車両が車線変更を行い、衝突されるという事故に遭いました。
相談から解決まで
被害者は、事故により左肘挫傷、左外傷性尺骨神経麻痺の傷害を負い、約1年間の治療となりました。後遺障害認定(上肢の疼痛について14級9号)後に当事務所が受任し、相手方保険会社との交渉及び裁判を行いました。結果として、裁判所提案の和解案を大幅に上回る310万円を受領するという内容で和解することができました。
当事務所が関わった結果
当事務所が代理して交渉及び裁判をした結果、無事裁判基準での解決となりました。
解決のポイントは以下の点です。
1過失相殺について
被告側は当初、被害者の過失が35%との主張をしていました。そこで、事故態様について詳細な主張を展開するとともに、本件が一般的なケースにくらべて被害者の過失が低いことを類似判例等により立証しました。その結果、過失割合については当方主張のとおり認定され、和解に至りました。
2裁判所和解案を超える金額での解決
訴訟提起後、一定期間して裁判所からの和解案の提案がありましたが、当方と見解の相違がありました。そこで、被告主張の矛盾を指摘するなど判決も辞さないという姿勢で主張立証を続けました。 その結果、相手方保険会社から和解に応じるとの打診があり、当初の裁判所和解案を超える金額での和解が成立しました。
依頼者様の感想
依頼を引き受けて頂いて感謝しております。ありがとうございました。(平成26年11月6日掲載)
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