脛骨と腓骨の粉砕解放骨折(10級)の70代の専業主婦の女性について、683万円が1142万円に増えた事例
最終更新日:2023年05月19日

- 監修者
- よつば総合法律事務所
- 弁護士
- 大澤 一郎

- 病名・被害
- 脛骨腓骨粉砕解放骨折
- けがの場所
- 足・股・膝
- 最終獲得金額
- 1142万円
- 後遺障害等級
- 10級14級
事故の状況
朝倉さん(仮名)は横断歩道を歩行していたところ、車に衝突されました。
ご相談内容
朝倉さんのけがは、脛骨と腓骨の粉砕解放骨折の重傷です。3か月の入院を含め、1年ほどの治療をおこないました。
完治はせず、脛骨と腓骨の粉砕解放骨折による関節の動く範囲の制限について「一下肢の三大関節中の一関節の機能に著しい障害を残すもの」(10級11号)の後遺障害となりました。
示談交渉を弁護士に依頼
朝倉さんはよつば総合法律事務所に問い合わせをします。示談交渉を弁護士に依頼したかったからです。
弁護士の話を聞いたうえで、朝倉さんは弁護士に頼むこととしました。
弁護士の対応と結果
弁護士は保険会社との交渉をスタートします。はじめの保険会社の提示は683万円でした。しかし、交渉の結果1142万5026円を受領する内容で合意ができました。
解決のポイント
1. 過失ゼロを刑事記録にて主張
朝倉さんは横断歩道を歩行していたところ、車に衝突されました。普通は過失ゼロの事故です。もっとも、保険会社が過失相殺を主張してくる可能性もありました。
そこで、弁護士は実況見分調書などの刑事記録を取り寄せして事故状況を確認します。結果として、過失ゼロで合意できました。
2. 裁判の基準での慰謝料の獲得に成功!
そして、どちらの慰謝料についても、ほぼ裁判の基準での金額で合意できました。朝倉さんも満足できる金額でした。
ご依頼者様の感想
早期に解決できて満足しています。大変お世話になりました。ありがとうございました。
(千葉県流山市・70代・女性・専業主婦)
本事案は実際のお取り扱い案件ですが、プライバシー保護のため、事案の趣旨を損なわない範囲で一部内容を変更や省略していることがあります。写真はイメージ画像であり実際のお客様とは異なります。記載内容は当事務所のPRを含みます。
本事例へのよくある質問
- Q脛骨や腓骨の粉砕解放骨折で1年の治療期間は適切な治療期間でしょうか?
-
適切な治療期間です。骨折のときは6カ月から1年半位の治療期間が多いです。
- Q賠償額が460万円も増えた理由は何ですか?
-
慰謝料が増額したことが大きいです。
慰謝料には入通院慰謝料と後遺障害慰謝料があります。 保険会社のはじめの提示額は低いことが経験上は多いです。増額を要請しましょう。
- Q慰謝料の増額を目指すにはどうすればよいですか?
-
慰謝料の増額を目指すには次のような方法があります。
- 適切な期間の通院をする
- 適切な計算方法で慰謝料を計算する
- 後遺障害の申請をする
- 個別の慰謝料の増額事由の主張をする
- 裁判所などの公的機関を利用する
- 弁護士へ相談や依頼する
慰謝料の増額で悩んだら、まずは弁護士への無料相談をおすすめします。

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- よつば総合法律事務所
- 弁護士
- 大澤 一郎