事例006左腕神経叢引き抜き損傷
左上肢の機能障害から5級6号が認定された事例
最終更新日:2019年10月21日
保険会社提示額 : 3,617万円
- 解決額
- 5,000万円
- 増額倍率 :1.4倍
- 怪我の場所
-
- 手・肩・肘
- 後遺障害等級
-
- 1~5級
事故発生!バイク対自動車の事故
平成17年某月、会社員の高橋一郎さん(仮名・流山市在住・20代・男性)は、優先道路をオートバイで走行中、側道から進入してきた自動車と衝突するという被害にあいました。
相談から解決まで
事故により、左腕神経叢引き抜き損傷を負いました。通院・リハビリの後、後遺障害の申請を行い、5級6号の後遺障害が認定されました。
相手方保険会社からは約3,600万円を支払うとの提案がありました。
当事務所が代理して交渉を行った結果、既払金を除き5,000万円を受領するという内容で早期に和解することができました。
当事務所が関わった結果
当事務所が交渉を行った結果、賠償額が約1,400万円増額しました。
解決のポイントは以下の点です。
1事故後早期に弁護士に相談
後遺障害が認定される前にご本人が相談にいらっしゃったため、後遺障害認定直後から当事務所が代理し、早期に交渉を行うことができました。
本件では、適切な後遺障害が認定されましたが、後遺障害が適切に認定されないケースもありますので、後遺障害認定前に弁護士等の専門家に相談することが重要です。
2逸失利益について
相手方保険会社は、当初の和解案で、現時点での年収を基礎に逸失利益を算定していました。
しかし、ご本人が若年で今後年収が増加することが十分に考えられることや後遺障害が重く、逸失利益の算定期間も長期にわたることから、賃金センサス(賃金の統計資料)を基礎に計算すべきであると主張し、賠償額が増額されました。
依頼者様の感想
裁判等の手続をとらずに早期に和解することができて良かったと思っています。お世話になりました。(平成24年4月24日掲載)
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