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質問 22:ペットの治療費は請求できますか。 

答え 裁判例で認められたケースがあります。 

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法律上のルール
 
交通事故と物損Q&A_22.png 「Qペットが傷ついた場合慰謝料は請求できますか」でご紹介したとおり,ペットの治療費を請求する場合,ペットをあくまで財物として扱い,治療費は時価額までしか賠償しないと主張されることがあるようです。
しかし,現代の私たちの生活には,ペットが密接にかかわり,かけがえのない存在になっているという実態があることは先に述べたとおりです。しかも,ペットには命があり,モノとは明らかに違います。例えば自動車であれば,修理費が時価額を超えるから,修理をしないという選択もあり得るかもしれませんが(経済的全損の場合),大切なペットについて治療費が時価額を超えるから治療しないという選択はおよそ考えられないのでしょうか。ペットの治療に関して,車の修理等と同列に語ることは出来ないはずです。


時価価額を超える治療費を認めた判例


 このような観点から,先の名古屋高等裁判所の判例(名古屋高判平成20年9月30日)は,
「Aが傷害を負ったことによる損害の内容及び金額は,Aが物(民法85条)に当たることを前提にして,これを定めるのが相当である。このことは,前示のとおり,被控訴人らが,Aを我が子のように思って愛情を注いで飼育していたことによって,左右されるものではない。」と法律上の原則に言及したうえで,「ところで,一般に,不法行為によって物が毀損した場合の修理費等については,そのうちの不法行為時における当該物の時価相当額に限り,これを不法行為との間に相当因果関係のある損害とすべきものとされている。
しかしながら,愛玩動物のうち家族の一員であるかのように遇されているものが不法行為によって負傷した場合の治療費等については,生命を持つ動物の性質上,必ずしも当該動物の時価相当額に限られるとするべきではなく,当面の治療や,その生命の確保,維持に必要不可欠なものについては,時価相当額を念頭に置いた上で,社会通念上,相当と認められる限度において,不法行為との間に因果関係のある損害に当たるものと解するのが相当である。」と判断し,必ずしもペットの治療費が,時価相当額に限られるものでないことを認めました。
そして,この判例では,購入価額6万5000円のペットについて,治療費等を含む13万6500円を賠償すべきと判断しており,参考になります。


ペットとシートベルト


 以上のとおり,ペットが負傷した場合,慰謝料や治療費について,財物のルールとは例外的な取扱いを認めた判例があります。例外的な取扱いが認められるかは,ペットとの関係(家族の構成,飼育期間等),負傷の内容,後遺障害の内容等を総合的に検討して判断することになるでしょう。
なお,この判例では,犬用シートベルトをしていなかったとして,飼い主にも1割の過失が認められました。
大切なペットを守るために,飼い主もしっかりと注意義務を果たすべきことを示唆しています。



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