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交通事故の後遺障害認定手続きの事前認定と被害者請求の違いは何ですか?

2018年03月13日
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交通事故の後遺障害認定手続きの事前認定と被害者請求の違いは何ですか?

事前認定も被害者請求も,後遺障害認定のための手続です。
事前認定は,加害者の保険会社に後遺障害の認定請求手続を任せる方法です。


これに対し,被害者請求は,被害者が自ら自賠責保険会社に対して後遺障害の認定請求を行う方法です。





 後遺障害認定 : 事前認定と被害者請求の違い



◆後遺障害認定請求の方法




事前認定も被害者請求も,どちらも後遺障害等級認定請求の方法です。

交通事故に遭うと,さまざまな後遺障害が残ることがありますが,その場合,自賠責損害調査事務所に対して書類や資料を提出し,等級認定を受ける必要があります。

そのときに利用できる方法として,事前認定と被害者請求の2種類があるのです。







◆事前認定




事前認定とは,加害者の任意保険会社に後遺障害等級認定の申請を任せる方法です。

被害者が弁護士をつけずにご自身で示談交渉を進めるケースでは,多くの場合,こちらの方法が利用されています。

事前認定による場合,被害者は,主治医に後遺障害診断書を作成してもらい,それを相手の任意保険会社に送付するだけで済みます。申請をすると,数ヶ月後,任意保険の担当者から,認定結果が通知されます。







◆被害者請求




被害者請求とは,被害者本人が直接自賠責保険会社に対して後遺障害等級認定の請求をする方法です。

弁護士が後遺障害認定請求を代行する場合には,ほとんどのケースで被害者請求の方法を利用します。

被害者請求をするときには,後遺障害診断書だけではなく,たくさんの資料が必要です。




たとえば,交通事故証明書や事故発生状況報告書,保険金請求書や診断書,診療報酬明細書,各種の検査結果の資料(レントゲン画像やMRI画像など)などを,被害者自身が用意して,自賠責保険会社へ提出しなければなりません。

申請をすると,自賠責損害調査事務所が審査を開始して,認定結果は自賠責保険会社から被害者宛に,書面で通知されます。

事前認定と被害者請求を比較したとき,被害者が手続をコントロールできる度合いが高いのは被害者請求です。




被害者請求の場合,被害者の裁量によって,有利な資料や医師の意見書などを取得して提出することもできますし,被害者が自分で手続を行うので,手続の過程は事前認定よりは被害者に可視化されています。

事前認定では,どのような資料が損害調査事務所に提出されたのか,被害者からは見えません。

ただし,被害者請求を効果的に活用するためには,専門的な知識やノウハウも必要です。
弁護士に依頼することが望ましいと言えるでしょう。

当事務所でも,積極的に後遺障害認定請求に取り組んでおりますので,交通事故に遭われて後遺障害認定請求をお考えの場合には,一度お気軽にご相談ください。




▼参考記事
・後遺障害の申請を弁護士に依頼することのメリットとは?
・後遺障害認定サポートは何をしているのか?
・後遺障害申請の際に,医師に正しく自覚症状を伝え,MRI撮影も依頼し,放射線科医の意見も取得し,症状を正確に伝えたことで裁判基準と同水準で解決できた事例

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