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2018年02月20日

交通事故の労災保険の時効は何年ですか?

2018年02月20日
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交通事故の労災保険の時効は何年ですか?

労災保険には,2年で時効になるものと5年で時効になるものがあります。




   交通事故 : 労災保険の時効


◆交通事故で利用できる労災保険




交通事故に遭って怪我をしたとき,労災保険を利用できるケースがあります。

それは,交通事故が労働災害になるケースです。

たとえば,業務中に交通事故に遭った場合や,通勤退勤の途中で交通事故に遭った場合などには,労災を利用することができます。




労災で支払いを受けられる給付金には,以下のようなものがあります。



●療養(補償)給付
ケガの治療費(病院や薬局に支払う診療費,投薬費,検査料,手術料等)のことです。

●休業(補償)給付,休業特別支給金
業務災害が原因で仕事を休んだ場合の休業補償です。

●介護(補償)給付
業務災害が原因で介護が必要になったときの補償です。

●障害(補償)給付,障害特別支給金,障害(補償)年金
業務災害が原因で後遺障害が残った場合の補償です。

●傷病特別支給金
業務災害が原因で高度な障害が残った場合に受けられる年金です。

●遺族(補償)給付,遺族特別支給金
業務災害で本人が死亡したときに遺族に支給される給付です。

●葬祭料,葬祭給付
業務災害で本人が死亡したときに遺族に支給される葬儀費用です。





◆時効が2年の労災給付




労災保険の中でも,以下のものは,時効期間が2年となります。



●療養(補償)給付
療養に必要な治療費の支出が確定した日の翌日から起算して2年間

●休業(補償)給付
労働ができないために給料を支払われなかった日ごとに,その翌日から起算して2年間

●休業特別支給金
休業特別支給金の支給対象となった日の翌日から起算して2年間

●介護(補償)給付
介護(補償)給付を受ける対象となった月の翌月の1日から起算して2年間

●葬祭料,葬祭給付
本人が死亡した日の翌日から起算して2年間





◆時効が5年の労災給付






●障害(補償)給付
傷病が治った日の翌日から起算して5年間

●障害特別支給金
傷病が治った日の翌日から起算して5年間

●障害特別年金
障害(補償)年金の受給権者になった日の翌日から起算して5年間

●傷病特別支給金
傷病の療養開始後,1年6ヶ月が経過した日を基本として,一定の条件に該当する場合には,その日の翌日から起算して5年間

1年6ヶ月が経過した日の後に条件に該当することになった場合,該当するようになった日の翌日から起算して5年間

●遺族(補償)給付
本人の死亡日の翌日から起算して5年間

●遺族特別支給金
本人の死亡日の翌日から起算して5年間



交通事故が労働災害になる場合,労災給付を受けるとメリットが大きいですが,上記のように,労災給付申請には時効が設けられています。時効に気を付ける必要があります。




▼参考記事
・労災保険を利用して十分な治療を行い,裁判を行った結果,裁判所和解案を上回る金額の280万円で和解した事例
・労災と自賠責で後遺障害等級が異なることはありますか。
・実は奥が深い,社会保険と交通事故との関わりについて

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