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2018年02月13日

交通事故の加害者の任意保険が,弁護士を付けてくるのはどういうケースが多いですか?

 
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交通事故の加害者の任意保険が,弁護士を付けてくるのはどういうケースが多いですか?

ケースにもよりますが,たとえば被害者から激しいクレームが来ている場合や,通院があまりに長期に及んでいる場合,慰謝料の過大請求や詐病,詐欺が疑われるケースなどです。




 加害者の任意保険が弁護士をつけるケース



◆加害者の保険会社が弁護士を立ててくる理由




交通事故に遭った場合,賠償金の支払を受けるためには,相手の保険会社と示談交渉を進める必要があります。

このとき,通常は相手の保険会社の担当者が決まり,話を進めていくことになります。保険会社の担当者は,相手の保険会社の示談担当の従業員です。




ただ,一定のケースでは,相手の保険会社が弁護士を立ててくることがあります。

示談交渉の途中で弁護士を立ててくることもありますし,事故当初から弁護士に対応を依頼することもあります。

このように,保険会社が弁護士を立てる理由には,以下のようなものがあります。




(1)被害者のクレームが激しい

1つ目の理由は,クレーム対応です。

被害者の中には,保険会社の担当者に対して非常に乱暴な言葉遣いをしたり,罵倒したりする人がいます。
また,保険会社を通さずに加害者本人のもとに押しかけようとしたり,被害者の代理人と称する怖い人が現れたりすることもあります。

このような場合,保険会社の担当者では対応が困難となるため,弁護士に対応を依頼します。




(2)被害者が慰謝料の過大請求など

被害者が,慰謝料の過大請求をしたり,過少申告をしていた自営業者が本来の分の休業損害を求めてきたり,自動車の評価損を過大に請求したりなど,保険会社としては承服できない主張をしてきたときには,弁護士に対応を依頼します。

弁護士が支払を拒絶した方が,スムーズに問題を解決できるからです。




(3)詐病,詐欺など,被害者に問題があるケース

被害者が,短い期間に何度も交通事故に遭っており「当たり屋」である可能性があるケース,詐病が疑われるケースなど,被害者に問題があると考えられる場合にも,保険会社は弁護士に対応を依頼することが多いです。




(4)被害者の通院が長期に及んでいる

被害者の通院が長期に及ぶと,相手の保険会社は弁護士対応に切り替えることがあります。

通院が長期になってくると,保険会社としては,もはや通院は不要と考え,治療費の支払いを打ち切り,治療を終わらせようとします。

そのとき,弁護士に依頼して弁護士から書面で通知を送った方が,円滑に目的を達成できる可能性が高まります。そこで,通院が長びくと,弁護士対応に切り替えて治療費支払いを終了することを知らせる通知書を送ります。




(5)事故が重大なケース

すべてではありませんが,事故が重大な場合には,当初から弁護士に対応を依頼することもあります。




以上のように,相手の保険会社が弁護士を立ててくる理由はさまざまです。
相手の対応に不満や不安がある場合には,弁護士に相談してみてください。




▼参考記事
・保険会社担当者について思うこと
・交通事故と弁護士費用特約のすべて
・保険会社担当には裏がある

▼よつば総合法律事務所 公式サイト




(よつば総合法律事務所 弁護士 佐藤寿康)
プロフィール
よつば総合法律事務所
千葉県最大級の法律事務所。弁護士16名が所属しております。事務所名の「よつば」は事務所に関わる人が皆幸せになるようにとの思いから名付けました。お気軽にご相談ください。
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