2016年10月

羽賀研二受刑者(詐欺・恐喝未遂で懲役6年で服役中)に民事裁判で勝訴してお金の返金を受けることはできるでしょうか。

2016年10月28日
このエントリーをはてなブックマークに追加

 羽賀研二受刑者(詐欺・恐喝未遂で懲役6年で服役中)に民事裁判で勝訴してお金の返金を受けることはできるでしょうか。


タレント・羽賀研二受刑者に約4億円の賠償金の支払を命ずる判決がでたそうです。(注1)
2013年に懲役6年の刑(詐欺・恐喝未遂)(注2)となりで現在服役中ですが,民事裁判に勝ったとして回収はできるものなのでしょうか。

結論としては,回収はなかなか難しいと思います。

民事裁判で勝った場合,裁判所は「4億円を支払え」という判決を出してくれます。
しかし,もちろんですが,裁判所がお金を支払ってくれることはありません。被告が任意にお金を支払ってくれればよいですが,誠意をもって支払ってくれないからこそ,ここまで話がこじれてしまっているのだと思います。

とすれば,後は,裁判で勝ったことを前提にして差押えの手続きをするということになります。
差押えの手続きをする場合には財産を特定する必要があります。例えば,不動産(土地建物)であれば具体的な住所(正確には地番等),預貯金であれば原則として銀行名と支店名などです。

一般的には刑務所で受刑中という人の場合,不動産をもっている確率は低いです。
また,預貯金口座を特定することも難しいですし,預貯金口座を特定できたとしても,その口座にお金が入っている可能性も低いです。

また,刑務所の作業報奨金を差押えるということも不可能ではありませんが,金額が少ない割には手続きが極めて複雑です。

出所後に芸能活動を再開するようなことがあれば,収入を差押えするということはありえそうですが,出所後に芸能活動を再開するというのは普通に考えると難しいのではないかと思います。

なお,ニュースによると,裁判を起こした原告は「全額返してくれるならもう一度助けてやりたい」と話しているとのことです。

交通事故で相手が無保険・無資力の事案の時などでもよくあるのですが,相手が刑務所にいってしまい,全く回収ができないということは多々あります。

非常に不条理ですが,これが現実です。


■結論

羽賀研二受刑者(詐欺・恐喝未遂で懲役6年で服役中)に民事裁判で勝訴してもお金を回収することは難しい。


(弁護士法人よつば総合法律事務所 弁護士 大澤一郎)

(注1)毎日放送10月27日付WEBサイトの記事による。

(注2)
刑事事件については以下の判断がされています。
地方裁判所の判決 無罪
高等裁判所の判決 懲役6年
最高裁の判決 上告棄却で懲役6年が確定

山之内幸夫元弁護士の指摘で共感・納得できる部分

2016年10月27日
このエントリーをはてなブックマークに追加

「山口組顧問弁護士」山之内幸夫著(角川新書)を読み,興味深かった箇所をまとめつつ,2016年時点の私(普通の弁護士)の感覚で異論・反論をまとめてみました。(その3)

(3)山之内幸夫元弁護士の指摘で共感・納得できる部分



 「山口組顧問弁護士」山之内幸夫著(角川新書)はとても売れ行きがよいそうです。実際,読み始めると,最後まであっという間に読んでいけます。とても面白い本でお勧めです。その中で,著者の指摘で共感できる部分をまとめました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◆『今のコンプライアンスを真に受けていたらヤクザの家庭は社会生活ができない。それが嫌なら「暴力団をやめればよい」となるのだが,やめられる位なら最初から入っていない。実のところヤクザをやめたら,シャブの売人で日銭を稼ぐか,盗っ人専門で食っていく位しか仕事がない。それほど底辺の人間だからヤクザをやっているのである。』
*ちなみに,自動車保険には暴力団も入れます。暴力団が加害者の事件で保険未加入の場合,加害者の暴力団対被害者という交渉になってしまい保険が使えないというのでは被害者救済の観点から望ましくないからです。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◆『人がヤクザになる背景には差別や貧困,親の愛情の欠落等本人の責に帰しえない事情がうかがわれ,幼少年期に形成された劣等感は克服が極めて難しい。』
*暴力団に限らず刑事事件の犯罪者にはこのような人が多いと経験上私も思います。そのような人たちが幸せに暮らせる社会作りが大事です。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◆『私の心からの願いとして取り返しのつかないことだけは絶対にしないで欲しいと思う』
*今後,山口組と神戸山口組がより激しい抗争にならないようにという気持ちからの部分です。暴力団の抗争事件は避けて欲しいですし,ましてや一般市民が犠牲になるような事件は絶対に避けて欲しいと思います。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◆『ヤクザの収入減で一番大きい仕事が覚せい剤だ。(中略)山口組が覚せい剤を禁止しているのは覚せい剤の弊害を身を以て知っているからだ。「シャブは絶対にいかん」と本気で思っている。ただ現実には理想通りにもいかないが。それなら「何がいいのでしょうか」と,もし問われたら多分「勉強して,頭を使って民事介入暴力でスマートにしのぎなさい」という答えが返ってくるだろう。』
*社会は様々な矛盾に満ち溢れていることを感じさせる指摘で考えさせられる部分があります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(弁護士法人よつば総合法律事務所 弁護士 大澤一郎)

交通事故の事件屋は今はほとんど存在しない。

2016年10月27日
このエントリーをはてなブックマークに追加

「山口組顧問弁護士」山之内幸夫著(角川新書)を読み,興味深かった箇所をまとめつつ,2016年時点の私(普通の弁護士)の感覚で異論・反論をまとめてみました。(その2)

(2)交通事故の事件屋(謎の代理人)は今はほとんど存在しない



■交通事故の事件屋は今はほとんど存在しない。

「山口組顧問弁護士」山之内幸夫著(角川新書)の中で交通事故の示談屋の話が出てきます。
久保さんという名前で登場する事件屋で,代理人として登場し,休業損害月額50万円をでっちあげるという事案です。


■謎の代理人が出てきた場合

昔は,交通事故被害にからんで「代理人」と称する謎の人物がよく出てきたらしいです。しかし,現在では保険会社は交通事故被害に関して「代理人」との交渉自体をほとんど受け付けません。(家族等が代理人の場合は別です)

もし,「謎の代理人」が出てきた場合には,保険会社は保険会社側の弁護士に対応を一任することが多いでしょう。

弁護士は,「代理人」とは交渉しませんというような通知書を送付するかもしれません。また,保険会社側から被害者に対して,裁判所での調停・裁判を申立することもあります(債務不存在確認の調停・訴訟)。


■休業損害をでっちあげた場合

実際に仕事を休んでもいないのに休業損害をでっちあげているような可能性がある場合,保険会社は調査を開始します。調査会社に調査を依頼し,被害者の行動を尾行するかもしれません。各種関係先に事実確認を行い裏付調査をするかもしれません。調査の結果,「クロ」だと判明した場合には,警察への申告もあり得ます。

■嘘の請求は絶対に禁止です

当事務所では交通事故の被害者側の案件を多くお取扱いしています。
その中でいつもお話しをしているのが,「嘘の請求は絶対に禁止」ということです。

事案によっては,事実を前提とした評価が分かれる事案もあります。例えば,骨折はしているものの,仕事に復帰可能か復帰不可能かが争われているというような場合には「骨折していて仕事に復帰不能」と主張することは何もおかしいことではなりません。

ただし,「そもそも事故前に仕事もしていなかったのに,仕事を休んでいると虚偽の事実を伝えて休業損害を請求する」と嘘をつくのは詐欺になってしまいます。嘘の請求は絶対に禁止です。

弁護士法人よつば総合法律事務所 弁護士 大澤一郎

(3)山之内幸夫元弁護士の指摘で共感・納得できる部分に続くに続く

山口組顧問弁護士VS普通の弁護士〜山之内幸夫元弁護士の行為は今行えば逮捕もありえる事案

2016年10月27日
このエントリーをはてなブックマークに追加

「山口組顧問弁護士」山之内幸夫著(角川新書)を読みました。著者は元弁護士で暴力団山口組の顧問弁護士をしていました。

暴力団内部の事情や暴力団と関わる弁護士の実情が色々書かれていて非常に面白い本です。他方,私の感覚とは大幅にずれている点があったのも事実です。興味深かった箇所をまとめつつ,2016年時点の私(普通の弁護士)の感覚で異論・反論をまとめてみました。

(1)山口組顧問弁護士VS普通の弁護士
        〜山之内幸夫元弁護士の行為は今行えば逮捕もありえる事案

 【目 次】
(1)山口組顧問弁護士VS普通の弁護士〜山之内幸夫元弁護士の行為は今行えば逮捕もありえる事案
(2)交通事故の事件屋(謎の代理人)は今はほとんど存在しない
(3)山之内幸夫元弁護士の指摘で共感・納得できる部分


■著者の行為は犯罪行為であり逮捕もありえる事案

私が一番違和感を覚えたのは暴力団の抗争事件の刑事裁判の所です。暴力団の抗争の中で,一方の組織が他方の組織の組員を殺害するという事件が本の中にあります。

その中で,著者は,殺害行為を行った組員Aの刑事弁護を行います。そして,虚偽の事実を組員Aに裁判で供述させます。
しかも,共犯者組員Bに(直接的か間接的かは不明ですが)逃亡するようアドバイスをします。
さらに,結果として逮捕された共犯者組員Bにも,他の共犯者Cとの共謀の日時・場所として虚偽の事実を警察に伝えるようアドバイスをしています。

著者の行為は,現時点の法律で考えると,証拠隠滅等(刑法第104条),犯人隠匿等(刑法第103条)の各犯罪に該当する行為と思われます。また,証人等威迫(刑法第105条の2)にも該当しうる行為と思われます(注1)。実際,平成24年に有罪が確定した事案で,犯人の証拠隠滅に弁護士が加担して実刑判決となった事案もあります。


■犯罪組織にとっては頼りになる弁護士


他方,著者のような行為は犯罪組織にとってはとても頼りになる行為でしょう。通常,犯罪組織の共犯事件で逮捕された場合,犯人は弁護士以外との面会は全て禁止になります(接見禁止)。犯人は当面家族とも会えません。
しかし,弁護士だけは逮捕された犯人と警察署で面会できるのです。しかも,弁護士との面会は警察官の立会いなしで行うことが保障されています(接見交通権)。
とすると,犯罪組織にとっては,自らの組織の都合を優先して弁護士経由で犯人を説得することができるのです。例えば,「共犯者のことは絶対にしゃべるな」と弁護士経由で脅したり,他方,「警察から出てきたら報酬を渡す」などと弁護士経由で懐柔することもできてしまうのです。
さらに,捜査状況を弁護士が犯人から聞いた上で,その捜査状況を弁護士が犯罪組織に伝えて証拠隠滅・犯人隠匿の手伝いをすることもできてしまうのです。

私は,2016年時点において,犯罪組織の側の立場に立って違法・不当な弁護活動を行う弁護士など1人もいないと信じたいです。ただ,最近弁護士は不祥事が多いので,「悪徳弁護士」と呼ばれても仕方がないような弁護士もいるような気がします。


■(おそらく)証拠隠滅・犯人隠避の依頼を受けた私の経験

以前,国選事件(裁判所から依頼される刑事事件)で覚せい剤の共犯事件を取り扱った際のことです。警察に面会に行くと「携帯電話番号を教えるから○○さんに伝えて欲しいことがある」と言われました。

私:わかりました。何を伝えればよいですか。
犯人:「西の方に特に注意をしてほしい」と伝えてください。(注2)
私:「???。どういう意味ですか?」
犯人:「伝えてもらえればわかりますから」
私:「伝えればわかるのかもしれませんが,私に意味がわからないのですが・・・。私が伝言の中身を理解できれば伝えますよ。」
犯人「いいからそのまま伝えてください。」
私:「私が意味がわからないものは伝えられません!」

おそらく,何か暗号のようなものがあったのだと思います。犯人との中は険悪になりましたが,最後まで私は外部の第三者には伝えませんでした。証拠隠滅・犯人隠避になりそうな発言は普通の弁護士は外部の人には伝えないものです。

(2)で交通事故の事件屋(謎の代理人)は今はほとんど存在しないに続く


(弁護士法人よつば総合法律事務所 弁護士 大澤一郎)

(注1)法律の内容・運用・解釈は時代によって変わります。著者の行為は数十年前の行為ですので当時と現在では法律をめぐる状況は異なっています。また,読者に面白く読んでもらうという文庫本の特色故に事実関係を大幅に単純化している可能性もあります。あくまで,私の意見は文庫本に記載がされた事実を前提とし,また,2016年時点での法律を前提とした意見としてご理解ください。

(注2)実際には違う発言でしたが,全く意味がわからない発言の具体例としてあげています。

脊髄損傷について教えて下さい。

2016年10月25日
このエントリーをはてなブックマークに追加

脊髄損傷について教えて下さい。

脊髄損傷とは,脊椎の骨折や脱臼などの脊椎外傷にともない,脊髄神経がちぎれたり,圧迫されたりして,運動麻痺や感覚麻痺などの障害を起こすものをいいます。




【脊髄損傷】



◆脊髄損傷とは何か


脊髄損傷とは,脊椎の骨折や脱臼などの脊椎外傷にともない,脊髄神経がちぎれたり,圧迫されたりして,運動麻痺や感覚麻痺などの障害を起こすものをいいます。
 

具体的に説明すると以下のようになります。

まず,背骨は,7個の頚椎,12個の胸椎,5個の腰椎,5個の仙椎からできていて,その頚椎・胸椎・腰椎・仙椎の中を,脊髄,神経が通っています。

脊髄は,脳と体の各部を結ぶ重要な通信経路であり,非常に細長いチューブ状の構造になっています。脊髄自体は大変もろく,傷つきやすいものなので,強固な背骨によって保護されています。



そして,交通事故などによる外力が原因で脊椎の骨折や脱臼などが生じると,それに伴い脊髄自体が損傷を受けることになります。また,脊椎に骨折などはなくても,脊髄自体に強い衝撃が加えられ,脊髄が損傷することがあります。脊髄損傷は,このようにして発生することが多いとされています。



◆脊髄損傷の分類


脊髄損傷は,麻痺の程度により,完全麻痺と不完全麻痺に分類されます。



@完全麻痺
感覚・運動機能・深部反射の機能が完全かつ継続的に消失するものをいいます。

A不完全麻痺
感覚・運動機能・深部反射の機能が部分的に残っているものをいいます。
不完全麻痺は,脊髄のどの部分が損傷しているかにより,中心性脊髄損傷,脊髄半側損傷,前部脊髄損傷の類型に分かれます。

中心性脊髄損傷の症状の特徴は,手の痺れや自発痛です。
脊柱管狭窄症などがみられる高齢者の場合,比較的軽微な交通事故や転倒などによっても中心性脊髄損傷は発生しやすいと言われています。



◆脊髄損傷の発生状況


日本脊髄障害医学会によりますと,日本では,外傷性脊髄損傷の年間発生数は,人口100万人につき,約40人と報告されています。発生原因は様々ですが,交通事故が最も多く,全体の約45%を占めています。

年齢別の発生原因にも特徴があり,青少年に関しては交通事故とスポーツ事故,壮年では交通事故と(労働災害などによる)高所転落,高齢では交通事故と転倒が主な発生原因となっています。


また,脊髄損傷の中では,中・下位頚椎部分の脊髄損傷と,胸腰椎移行部分の脊髄損傷が多く見られています。



◆脊髄損傷の症状


脊髄は,系統的かつ複雑に機能しているため,脊髄のどの部位に損傷を受けたかにより,様々な症状が発生します。
主な症状としては,感覚の喪失,麻痺,脱力,反射の低下,膀胱や便通などの制御喪失,勃起障害,自発痛などが挙げられます。







(弁護士法人よつば総合法律事務所 弁護士 前田 徹)

整骨院,柔道整復師の皆様向け『 ブラックと言わせない「労務管理」の方法 』の方法を2時間でお伝えする無料セミナー 2017年2月18日

2016年10月25日
このエントリーをはてなブックマークに追加

line550.gif
[セミナー] 整骨院・柔道整復師のための勉強会のご案内 2017.2.18

スタッフに訴えられてからでは遅すぎる!! 
『 ブラックと言わせない「労務管理」の方法 』の方法を2時間でお伝えする無料セミナー
line550.gif

 整骨院・柔道整復師の皆様向けセミナーです。
 従業員が退職する際に,残業代未払い請求をされてしまった…訴えられるリスクを防ぐためには就業規則の整備が大切!整骨院における労働時間の考え方や,労働・社会保険の加入用件などを詳しくお伝えします。
 また,新たなスタッフ,既存のスタッフに適用できる助成金についての説明や義務となっている労働保険の負担を実際に計算したりと即使える内容となっています。


チラシ・申込書をダウンロード

講師
オーリンク社労士法人 様
弁護士 今村公治(弁護士法人よつば総合法律事務所千葉事務所所長)
弁護士 粟津正博(弁護士法人よつば総合法律事務所千葉事務所所属)

日時
2017年 2月 18日(土) 15:00〜17:00 (受付開始14:30) 

会場
よつば総合法律事務所千葉事務所セミナールーム
住所:千葉市中央区富士見1−14−13千葉大栄ビル7階
(JR千葉駅,京成千葉駅徒歩3分)

対象者・受講料
保険代理店様:無料 

内容 「ブラックと言われない「労働管理」
・【労務管理講座】残業代?研修代?法令違反を未然に防ぐためのテクニック
・【助成金講座】今知らなきゃ損!整骨院が活用できる助成金はこれだ!
・【質疑応答】

お問い合わせ先
よつば総合法律事務所千葉事務所 TEL:043-306-1110

上記,資料をダウンロードの上FAX,またはお電話でお申し込みいただけます。セミナーに関するご質問等はお気軽にお問合せください。

代理店様向け「過失割合を有利に交渉するための7つのポイント 」 2016年11月17日

2016年10月25日
このエントリーをはてなブックマークに追加

line550.gif
セミナー情報 よつばの交通事故セミナー
保険代理店様向け 「過失割合を有利に交渉するための7つのポイント 」line550.gif

 代理店の皆様は事故直後に交通事故のご相談を受けることが多いかと思います。そして,過失割合が問題となる事案においては,特に契約者からのアドバイスを求められることが多いと思います。

 今回は,代理店様限定の特別セミナーとして,当事務所の交通事故取扱い総数3000件超の経験・データを元にして,「過失割合を有利に交渉するための7つのポイント」をお伝え致します。
 今回の勉強会は「過失割合」に特化した専門の勉強会です。また,勉強会終了後の懇親会も予定しています。

 今後、ご契約者様等から交通事故の相談を受けた場合に,本セミナーでお伝えしたことを、一つでも多くご活用して頂けますと幸いです。


チラシ・申込書をダウンロード


講師

弁護士法人よつば総合法律事務所  今村公治弁護士
(弁護士法人よつば総合法律事務所千葉事務所所長)

日時
2016年11月17日(木)17:00〜17:50 (受付開始16:30)

会場
よつば総合法律事務所千葉事務所セミナールーム
住所:千葉市中央区富士見1−14−13千葉大栄ビル7階
(JR千葉駅,京成千葉駅徒歩3分)

対象者・受講料
保険代理店様:無料 

内容 「過失割合を有利に交渉するための7つのポイント」
・私は絶対わるくない!?
・過失割合は誰がどうやって決めるのか
・代理店様が知っておくべき過失割合の基本ルール
・典型的事故態様と過失割合
・過失割合の決め手となる証拠の収集
・過失割合の裁判実務のポイント
・過失割合が有利になった解決事例 (交差点事故,駐車場内の事故 etc. )
・質疑応答

お問い合わせ先
よつば総合法律事務所千葉事務所 tel:043-306-1110

・御申込の際は,チラシをダウンロードし,faxにてお送りいただくか,事務所にお電話をください。
・その他,疑問等はお気軽にお問い合わせください。

ではポータルサイトで弁護士を探すメリットは何でしょうか。 弁護士の選び方[4]

2016年10月21日
このエントリーをはてなブックマークに追加

  ではポータルサイトで弁護士を探すメリットは何でしょうか?

(4)ポータルサイトで弁護士を探すメリット



■ポータルサイトで弁護士を探すメリット

ポータルサイトで弁護士を探すメリットはもちろんあります。

どうしても弁護士に相談をしたり,弁護士を探すのが難しいということもあります。特に, 弁護士が少ない地域などではインターネットで探してもなかなか弁護士が見つからないことがあります。そのような場合にはポータルサイトで調べることにより弁護士を探すことができることもあると思います。

また,有料のポータルサイトにわざわざ掲載をしているということは,お問い合わせがあることを歓迎しているということになります。
法律事務所の中では今でも「ご紹介のお客様のみ」という事務所もありますが,有料のポータルサイトにわざわざ登録している場合にはそのようなことはありません。


■弁護士選びのまとめ

弁護士の選び方はとても難しいものです。特に,一生に一回しか弁護士に依頼しないという方も多いでしょうから,一層弁護士選びは難しいです。皆様が本ブログを読んでいただき,弁護士選びの参考にしていただければ幸いです。

(弁護士法人よつば総合法律事務所 弁護士 大澤一郎)

ではインターネットで交通事故に詳しい弁護士を探したい場合にはどうすればよいでしょうか。 弁護士の探し方[3]

2016年10月21日
このエントリーをはてなブックマークに追加

 ではインターネットで交通事故に詳しい弁護士を探したい場合にはどうすればよいでしょうか?

 弁護士を探す場合,インターネットで探す以外にも効果的な方法があります。インターネットで探したい方は(3)インターネットで交通事故に詳しい弁護士を探したい場合をご覧ください。

(3)インターネットで交通事故に詳しい弁護士を探したい場合

弁護士の選び方・注意点 【目 次】
(1)弁護士比較サイト,ポータルサイトで弁護士を選んではいけない理由
(2)ではどうやって交通事故で信頼できる弁護士を探せばよいのか
(3)インターネットで交通事故に詳しい弁護士を探したい場合
(4)ポータルサイトで弁護士を探すメリット


■検索するキーワード

検索するキーワードは,「交通事故 弁護士」が基本です。または「交通事故 弁護士」+「地域名」が基本です。なお,弁護士は広告規制により「専門」表記をすることは原則禁止されています。


■個別の事務所のページのうち確認する点

弁護士紹介,解決実績の紹介,セミナー講師・執筆などの実績を確認するのがよいです。


■弁護士紹介ページのポイント

交通事故の事件の解決の経験が豊富であること,セミナー執筆や講師の実績があることなどが重要なポイントです。


■解決実績の紹介のポイント

実際に事務所で解決した実績の紹介があるかどうか
がポイントです。他人が取り扱った裁判例をあたかも自らの事務所の解決事例と誤認するかのような表記をしている事務所もありますので要注意です。


■セミナー講師・執筆などの実績のポイント

・セミナー講師
交通事故に関するセミナー,勉強会講師の経験が多いということは詳しい弁護士のポイントと言えるでしょう。特に交通事故の勉強会の場合,受講者は弁護士(同業者),医師,柔道整復師,保険代理店など交通事故に詳しい方であることが多いです。
そのような交通事故に詳しい方を対象にしてセミナー講師・勉強会講師をしているということは交通事故に詳しい弁護士と言えるでしょう。

・執筆
書籍の執筆は,当然ですが交通事故に詳しい弁護士の一つの評価となります。


■てっとり早く教えて欲しいという方へ

探すのに時間と手間がかかるので,詳しい弁護士をてっとり早く教えて欲しいという方もいるかもしれません。

「もちろん千葉にお住まいでしたらぜひ当事務所にお問い合わせください」と言いたいですが,日本全国の方が見ているかと思いますので,以下二つご紹介します。

古田総合法律事務所
交通事故を取り扱っている弁護士で古田総合法律事務所を知らない弁護士はいないと思います。特に,高次脳機能障害や重い後遺障害が残る事案については有名です。

全国交通事故弁護団
当事務所も加入していますので,若干アピールの要素もありますが,全国交通事故弁護団の法律事務所はいずれも交通事故に詳しい法律事務所です。


■全国チェーンの法律事務所の評価

インターネットで検索すると,全国チェーンの法律事務所がたくさん出てきます。全国チェーンの法律事務所の評価は難しいところです。全国チェーンの法律事務所にはたくさんの弁護士がいますので,交通事故に詳しい弁護士もいるかと思います。他方,交通事故に詳しくなく弁護士もいるでしょう。
そのため,全国チェーンの法律事務所の場合には「所属の各弁護士によって実力が異なる」と言えるでしょう。



(4)ポータルサイトで弁護士を探すメリットに続く


(弁護士法人よつば総合法律事務所 弁護士 大澤一郎)

ではどうやって交通事故に詳しい弁護士を探せばよいのでしょうか。 弁護士の探し方[2]

2016年10月21日
このエントリーをはてなブックマークに追加

 ではどうやって交通事故に詳しい弁護士を探せばよいのでしょうか?

 弁護士を探す場合,インターネットで探す以外にも効果的な方法があります。インターネットで探したい方は(3)インターネットで交通事故に詳しい弁護士を探したい場合をご覧ください。

(2)ではどうやって交通事故に詳しい弁護士を探せばよいのでしょうか?

弁護士の探し方・注意点 【目 次】
(1)弁護士比較サイト,ポータルサイトで弁護士を選んではいけない理由
(2)ではどうやって交通事故で信頼できる弁護士を探せばよいのか
(3)インターネットで交通事故に詳しい弁護士を探したい場合
(4)ポータルサイトで弁護士を探すメリット


■交通事故を取り扱っていない弁護士に聞いて紹介してもらう

皆様の知り合いに交通事故を取り扱っていない弁護士がいる場合,その弁護士に聞くのが一番です。同業者間では「あの弁護士はこの分野に詳しい」「あの弁護士は詳しいと自称しているけどそうでもない」というようなことは比較的容易に判断できます。将棋ソフトを使ったプロ棋士のカンニング疑惑が騒がれていますが,プロ棋士の間では「相手が将棋ソフトを使ったかどうかはわかる」そうです。弁護士間での評価もこれに似た感覚です。

また,弁護士が自分が詳しくない分野に関して弁護士の紹介の依頼を受けた場合,結構真剣に弁護士を探します。
やはり,「紹介した責任」というものを感じるのでできるだけ詳しい弁護士を紹介しようとします。

なお,顧客紹介の対価として金銭のやりとりを弁護士間ですることは禁止されていますし,実際に金銭のやりとりをする弁護士は私の知っている限りいませんので,弁護士が弁護士を紹介するときにはお金は移動しません。




■主治医に聞いて紹介してもらう

交通事故の場合,整形外科に通院することが多いかと思いますが,主治医の先生に聞く方法があります。

整形外科医は交通事故治療のプロ中のプロですので,弁護士が交通事故に詳しいかどうかを比較的容易に判別することができます。そのため,主治医が紹介した弁護士であれば普通は交通事故に詳しい弁護士として安心してよいでしょう。


■知り合いに紹介してもらう

皆様の知り合いに紹介してもらう方法もあります。
ただし,この場合注意が必要です。皆様の知り合いが弁護士に依頼した案件は交通事故ではないかもしれません。

また,どのサービス業でも一緒ですが,人柄の良さと専門性は一致しないこともあります。無愛想な職人が作る料理だけれどすごくおいしいということもあります。皆様の知り合いが弁護士の人柄を評価しているのか,それとも交通事故の専門性を評価しているのかという点をよく確認した方がよいでしょう。




■交通事故を取り扱うことが多い職業の方から紹介してもらう

交通事故を取り扱うことが多い職業の方から紹介してもらうという方法があります。整骨院,保険代理店,自動車修理工場などです。



(3)インターネットで交通事故に詳しい弁護士を探したい場合に続く

(弁護士法人よつば総合法律事務所 弁護士 大澤一郎)
プロフィール
弁護士法人よつば総合法律事務所
地域最大級の弁護士14名が所属しております。事務所名の「よつば」は事務所に関わる人が皆幸せになるようにとの思いから名付けました。お気軽にご相談ください。
柏事務所:千葉県柏市(柏駅徒歩3分)
千葉事務所:千葉市(千葉駅徒歩3分)

<< 2016年 10月 >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
最新記事