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交通事故で高次脳機能障害になった場合のリハビリテーションについて教えていただけますか?

2018年05月30日
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交通事故で高次脳機能障害になった場合のリハビリテーションについて教えていただけますか?

交通事故で高次脳機能障害になった人のリハビリテーションは、まだ患者さんに大きな負荷をかけられなくても、ベッドの上で行うことができます。





交通事故で高次脳機能障害:リハビリテーションはベッドの上で始まる




◆リハビリテーションを始める時期はいつが良い?




リハビリテーションの方法とその効果に対する研究が進んだ結果、昔と今では、リハビリテーションに対する認識が大きく変わってきました。

以前は、交通事故で高次脳機能障害を発症した人のような重症患者は、入院してから容体がある程度落ち着くまで絶対安静で過ごすのがあたり前でした。



つまり、その間、リハビリテーションは全く受けず、ただ病室のベッドの上で動かずに過ごしていたのです。
しかし、現在の医学では、「リハビリテーションは、できるだけ早く開始すべきである」という考えが主流です。



リハビリテーションという言葉から連想するのは、専用のマシンが完備されたトレーニングルームで、手すりや歩行器を使って歩くなどの訓練を行う光景ですが、ここで言うリハビリテーションは、そのように身体に大きな負荷を与えるものではなく、できる範囲で体を動かすことを意味します。

理学療法士が病室を訪れ、高次脳機能障害の患者さんがベッドの上にいる状態でリハビリテーションを行えば、患者さんが病室を移動することによる体力の消耗を防ぐことができます。
また、患者さんはベッドの上だけでも、以下のようないろいろな体位を取ることができるので、体位に合わせてバリエーション豊富なリハビリテーションを行うことができるのです。



むろん、患者さんによってできる体位とできない体位がありますから、医療チームで良くコミュニケーションを取りながら、どのような運動をしたら良いか判断した上で実施します。







◆ベッド上の体位



ベッドの上で取ることができる姿勢は、こんなにいろいろあります。

・仰臥位(おうがい:上向きに横たわる姿勢)
・腹臥位(ふくがい:うつ伏せに横たわる姿勢)
・側臥位(そくがい:上半身を横向きにして横たわる姿勢)
・長座位(ちょうざい:ベッドの上で上半身を起こし、足を延ばした姿勢)
・端座位(たんざい:ベッドの端に腰掛ける姿勢)

病室のベッドが、マットレスの角度を変えることができるギャッジベッドであれば、以下の姿勢も可能です。
・半座位(はんざい:頭側のマットレスを持ちあげ、上半身を15度から45度くらい起こす姿勢)



そうして十分な体力が付いたら、いよいよ立位(りつい:両足で立つ姿勢)、歩行訓練など、次のステップに進みます。


その頃には、高次脳機能障害は急性期を脱して症状が安定してきますから、より負荷をかけたリハビリテーションにも耐えうる体になってきます。



交通事故に遭い高次脳機能障害になった場合は,ぜひ高次脳機能障害に詳しい弁護士にご相談されることをお勧めします。






▼参考記事
・交通事故で頭を打ちました。外傷はないのですが,脳神経外科を受診した方が良いでしょうか?
・高次脳機能障害でリハビリテーションが重要と言われる根拠はなんですか?
・頭(脳)に怪我を負われた方の解決事例

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