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交通事故に遭った直後は,痛いところがありませんでしたが,翌日以降に首が痛くなってきました。このような場合にも,後遺障害が認定される可能性はあるのでしょうか?

2018年05月21日
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交通事故に遭った直後は,痛いところがありませんでしたが,翌日以降に首が痛くなってきました。このような場合にも,後遺障害が認定される可能性はあるのでしょうか?

あります。このような場合,むちうち(頸椎捻挫,外傷性頸部症候群)である可能性が高いです。むちうちになると,14級もしくは12級の認定を受けられる可能性があります。




 交通事故 : むちうち 




◆むちうちとは




交通事故に遭うと,いわゆる「むちうち」になることが多いです。

むちうちというのは俗称であり,「頸椎捻挫」「外傷性頸部症候群」といった傷病名になることが多いです。重傷のケースでは,バレー・リュー症候群や神経損傷を伴うケースもあります。


むちうちになると,以下のような症状が出ます。

・腕や首のしびれや痛み,
・肩こり
・背中の痛み
・めまい,耳鳴り
・吐き気
・頭重感


たとえば,自動車同士が衝突した事故を例にしますと,衝突の衝撃で,頸部が,過屈曲・過伸展をして不自然な形にゆがみます。
これが原因で軟部組織や末梢神経が損傷し,各種の症状が出ます。


また,むちうちになった場合,受傷直後は痛みやしびれなどの症状が出ないことも多いです。交通事故直後は,興奮状態になって痛みなどを感じにくくなるということもあるようです。

そこで,ご相談のように,交通事故時に痛みがなくても,翌日や翌々日くらいに痛みやしびれなどを感じることがあります。その場合,交通事故を原因としたむちうち症になっている可能性が高いので,早めに整形外科を受診すべきです。

早い段階で整形外科を受診しないと,事故と受傷の因果関係を否定されて,治療費の賠償等を受けられなくなったり,後遺障害認定を受けられなくなったりすることもありますから,注意が必要です。









◆むちうちで認められる後遺障害の等級




むちうちになった場合,リハビリを続けても,完治せずに痛みやしびれなどの不快な症状が残ってしまうことがあります。その場合,後遺障害認定を受けられる可能性があります。

認定される可能性のある等級は,12級または14級です。

12級が認定されるのは,MRIなどの画像診断により,明確に異常を確認できる場合です。むちうちの場合,レントゲンやCTよりもMRIが有効です。12級になると,裁判基準の後遺障害慰謝料は290万円ですし,逸失利益も請求できます。

画像診断によって異常を確認できない場合でも,症状を合理的に説明できると判断された場合には,14級の認定を受けられる可能性があります。14級の場合では裁判基準の後遺障害慰謝料は110万円ですし,逸失利益も請求できます。


むちうちで後遺障害認定を受けるためには,まずは人身事故として届出を行い,必要な治療を継続して,適切な方法で後遺障害等級認定請求をすべきです。

後遺障害に認定されるべき症状が残ったことと,その症状が適切に後遺障害等級に認定されることは同じではありません。

弁護士がサポートすると,適切な等級認定を受けやすくなりますので,交通事故でむちうちになったと思われる場合,お早めに弁護士までご相談下さい。





▼参考記事
・むちうちで14級9号が認定されるポイントを教えてください
・交通事故に遭い,病院で治療していたら,お医者さんから「あなたは普通の人より首が長いから症状が重いのかもしれない。」と言われました。賠償に影響がありますか?
・むちうちと交通事故

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