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交通事故に遭って怪我をしたばかりです。相手の保険会社から「同意書」の提出を求められました。なんのために同意書の提出を求めてくるのですか?提出しなければなりませんか?

2018年03月12日
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交通事故に遭って怪我をしたばかりです。相手の保険会社から「同意書」の提出を求められました。なんのために同意書の提出を求めてくるのですか?提出しなければなりませんか?

同意書は,保険会社が病院から診断書や診療報酬明細書を取得するための書面です。同意書を提出しないと,保険会社は病院に対して治療費の支払ができないので,提出した方が良いでしょう。




 同意書



◆同意書とは




交通事故の被害に遭って怪我をすると,相手方の保険会社や「同意書」に署名押印して返送してほしいと言われることがあります。

ところが被害者の立場からすると,同意書にサインしたら,後日不利になってしまうのではないかと不安になることが多いです。

同意書とは,そもそもどのような意味を持った書類なのでしょうか?




同意書は,保険会社が,病院から診断書や診療報酬明細書を直接取得するために必要な書類です。

保険会社は,病院に治療費を支払うため,被害者が病院で受けている治療内容や診療費の明細について,把握する必要があります。

ただ,個人情報保護の必要がありますので,保険会社が病院に問合せをしても,病院はこうした情報を開示しません。

そこで,患者本人から情報開示についての「同意書」を提出してもらい,必要な診断書や診療報酬明細書を取得する必要があります。これが,保険会社が被害者に同意書提出を求める目的です。







◆同意書を提出すべきかすべきでないか




保険会社が被害者に同意書提出を求めてきたとき,被害者はそれに応じるべきなのでしょうか?

まず,同意書提出は「義務」ではありません。

そこで,被害者が拒絶しようと思えば拒絶することもできますし,法的なペナルティ(たとえば裁判されるなど)もありません。




しかし,同意書の提出目的は,一時的には保険会社が病院に治療費を払うことですから,被害者が同意書を提出しないと,保険会社は病院に治療費を支払うことができません。すると,被害者が全額治療費を立て替え払いする必要が生じます

このリスクを考えると,一般的に,同意書は提出した方が良いでしょう。







◆同意書提出の注意点




ただし,同意書を提出すると,毎月の診断内容や治療経過を保険会社に閲覧されることには注意が必要です。

積極的な治療を受けていない場合や通院頻度が減っている場合などには,治療費の打切りを主張されやすくなります。

一般的には治療終了と認定するのには足りない事情をことさらに強調して治療費立替払の打切りを主張するための材料を提供することにもつながります。

治療費立替払打切りの根拠として保険会社が強調する事情が本当にそうなのかどうか,お気軽に弁護士に相談してみることをお勧めします。




▼参考記事
・交通事故問題解決の流れ
・弁護士が入ると賠償額が上がる!
・保険会社担当者には裏がある

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(よつば総合法律事務所 弁護士 佐藤寿康)
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