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交通事故以外で,高次脳機能障害を発症する原因はなんですか?

 
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交通事故以外で,高次脳機能障害を発症する原因はなんですか?

高次脳機能障害の原因は3つあります。交通事故などによる外傷性脳損傷,脳血管障害,脳症など他の病気によるものです。




 高次脳機能障害の原因 



◆原因はさまざま


脳の一部を損傷したことが原因で,健康な時と比較して認知のレベルが低下するのが高次脳機能障害です。


脳の重さは,人間の体重の約1割あります。
体重60キログラムの成人男性であれば,脳の重さは6キログラム。




しかし,高次脳機能障害はこれほど巨大な組織のごく一部,ときには数十グラムの組織を損傷したことが原因で発症することがあるのです。







◆3つの原因とその特徴



【外傷性脳損傷】

交通事故のように,外部から非常に強い衝撃が頭部に加わったことによる脳の損傷です。

外傷性の脳損傷は,年齢に関係なく乳幼児から高齢者まで,誰でも発症するリスクがあります。

アクシデントにより高次脳機能障害になる可能性がある,つまり,自分で健康管理をしっかりしていても避けられないこともあるのが,外傷性脳損傷による高次脳機能障害なのです。

外出して交通事故に遭わなければ,外傷性脳損傷になる危険を避けられると思われるかもしれませんが,風呂場やベッドから置きあがろうとした時に転倒することが原因で,外傷性脳損傷になる人も多いのです。




しかし,なんといっても交通事故が,外傷性脳損傷による高次脳機能障害の原因第一位に挙げられます。他に,職場における転落事故や,スポーツ中の外傷などが原因で外傷性脳損傷による高次脳機能障害になることがあります。

とはいえ,そのような環境で働いたり,危険を伴うスポーツをする人は,それほど多くはないでしょう。

それにひきかえ,交通事故による外傷性脳損傷による高次脳機能障害は,いつ,誰が事故に遭い,被害をこうむるかもしれないのです。

外傷性脳損傷は、わたしたち誰もが、いつなんどき発症するかもしれないということは覚えていてほしいと思います。





【脳血管障害】

脳出血や脳梗塞,クモ膜下出血などが起きたことが原因で,脳の血管が詰まるなどして脳の機能が正常に働かなくなることが原因で発症すると,高次脳機能障害によるさまざまな症状が現れます。

脳梗塞などの脳の病気は,血管が老化して動脈硬化といっ,血管の内壁が固くなって血液が流れにくくなるため,脳内に張りめぐらされている血管内の血液循環が悪くなるのが原因です。

血管の老化は壮年期から増加する傾向にあるため,脳血管障害による高次脳機能障害を発病するのは,おもに高齢者です。





【他の病気による誘発】

脳炎や低酸素脳症などが原因で,高次脳機能障害になることがあります。

低酸素脳症は,脳に酸素が送られないままでいると脳の組織が壊れてしまい,復元できなくなる病気です。誰もが知っている言葉に置き換えれば酸欠です。

酸素なくして脳は活動できず,酸素が不足すると脳の組織は取り返しのつかないダメージを受けてしまうのです。

日頃から脳に十分な酸素を送るように,部屋の換気に気を配り,仕事で疲れたら深呼吸するなどして,体内に十分な酸素を送り込みましょう。




▼参考記事
・高次脳機能障害を負われた方の解決事例
・交通事故のよくある質問
・事故直後・症状固定前から相談可




(弁護士法人よつば総合法律事務所 弁護士 大澤一郎)
プロフィール
弁護士法人よつば総合法律事務所
地域最大級の弁護士14名が所属しております。事務所名の「よつば」は事務所に関わる人が皆幸せになるようにとの思いから名付けました。お気軽にご相談ください。
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