HOME > 治療費 > 交通事故に遭って怪我をしました。しかし,任意保険会社が,私の過失が大きいからといって治療費の対応をしてくれません。どうするのがよいですか?

交通事故に遭って怪我をしました。しかし,任意保険会社が,私の過失が大きいからといって治療費の対応をしてくれません。どうするのがよいですか?

2017年11月01日
このエントリーをはてなブックマークに追加

交通事故に遭って怪我をしました。しかし,任意保険会社が,私の過失が大きいからといって治療費の対応をしてくれません。どうするのがよいですか?

この場合,健康保険を使って症状固定するまで通院を続けるべきです。その後示談交渉をするとき,支払った治療費を損害として計上することができます。もしも御自身が人身傷害保険に加入していれば,それを使って治療することも考えられます。




 治療費 



◆治療を続ける必要性


交通事故に遭ってケガをしたら,入通院によって治療を続けなければなりません。

しかし,本件のように被害者の過失割合が大きい場合には,相手の保険会社が治療費の支払をしないことがあります。

このようなとき,治療をやめるべきではないです。




交通事故のケガで治療をすると,かかった治療費や通院交通費,付添看護費用などの積極損害や入通院慰謝料を損害として計上することができます。しかし,治療を受けなければ,上記のような損害賠償の支払を請求することはできません。

また,交通事故が原因で後遺症が残ることも多いですが,その後遺症について後遺障害の認定を受けるためには,事故直後から病院にかかって「症状固定」するまで継続的に治療を受ける必要があります。

治療を受けなかったり,治療を途中でやめてしまったりすると,後遺障害の等級認定を受けられない可能性も高くなるのです。そもそも,賠償を受けられるかどうかも大切ですが,体が治るかどうかもまた大切です。




このように,治療を受けないと,人身損害に関する多くの損害賠償請求ができなくなってしまうので,大きな不利益を受けます。

なので,相手の保険会社が治療費を支払わないからといって,怪我をしたのに治療を受けないという選択をするべきではないです。







◆健康保険を使って治療を続ける


相手の保険会社が治療費の負担をしない場合,治療費の全額を被害者が負担しなければならないとすると,支払が困難になるケースが出てくるでしょう。


そこで,相手の保険会社が治療費支払いに対応しない場合や治療費を途中で打ち切ってきた場合には,自分の健康保険を利用して通院を継続しましょう。

病院によっては「交通事故のケースでは,健康保険を使えない」と言ってくるところがあるかもしれませんが,交通事故の治療にも健康保険を使うことは可能です。

被害者の方が加入している任意保険に人身傷害保険があれば,それを使うことにより治療費の心配はなくなります。







◆後に加害者に対し,治療費を請求できる


健康保険を使って通院をする場合,通常3割の医療費負担が発生します。

これについては,後に相手に支払請求をすることができます。
治療費は交通事故によって発生した損害なので,加害者に賠償義務があるためです。

ただし,被害者に過失があるときは,過失相殺されます。




そこで,病院で支払をした領収証等の書類はきちんととっておき,後に示談交渉を行うとき,他の損害とともに計上できるようにしておくようにするのがよいでしょう。

相手の保険会社への対応や示談交渉を行うときには,弁護士に依頼すると心強いものです。早めにご相談下さい。




▼参考記事
・加害者の保険会社から治療打ち切りを言われていますが,どうしたらよいでしょうか。
・相手方任意保険,健康保険,労災保険のどれを使えばよいですか。
・治療打ち切りを打診されても




(弁護士法人よつば総合法律事務所 弁護士 佐藤 寿康)
| 治療費 |
プロフィール
よつば総合法律事務所
千葉県最大級の法律事務所。弁護士16名が所属しております。事務所名の「よつば」は事務所に関わる人が皆幸せになるようにとの思いから名付けました。お気軽にご相談ください。
柏事務所:千葉県柏市(柏駅徒歩3分)
千葉事務所:千葉市(千葉駅徒歩3分)

千葉で交通事故に強い弁護士の無料相談サイト

メールでのお問い合わせ
<< 2017年 11月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
最新記事