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交通事故に遭いました。私は,搭乗者傷害保険に加入していますが,どのような補償が受けれますか?

2017年09月19日
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交通事故に遭いました。私は,搭乗者傷害保険に加入していますが,どのような補償が受けれますか?

搭乗者傷害保険とは,保険の契約車両に乗っていた人が交通事故で死傷したときに補償を受けられる保険です。

実際に発生した損害額に関わりなく定額が支払われることが普通であり,人身傷害保険など他の保険の支払いがあっても,減額されないので加入するメリットがあります。





 搭乗者傷害保険 



◆搭乗者傷害保険とは


搭乗者傷害保険は,任意保険に加入する際に選べる保険の1つで,交通事故に遭ったとき,契約車両に乗っていた人が補償を受けられる保険です。


交通事故に遭ったとき,事故車両に乗っていた人がケガをしたり死亡したりすると,自分が加入している自動車保険から定まった保険金の支払いを受けることができます。

相手の保険会社と示談交渉が成立しなくても,早期にまとまった補償を受けることができますし,支払いを受けた場合に自動車保険の等級が下がることもありません。

もしものときに,入っていると安心です。







◆搭乗者傷害保険で支払われる保険金


搭乗者傷害保険で支払われるのは,以下のような保険金です。(一例です)


●死亡事故

搭乗者が死亡したケースで,満額の保険金が支払われます。


●シートベルト装着者特別保険金

死亡事故で,搭乗者がシートベルトをつけていた場合,死亡保険金とは別途,その30%に相当する金額が上乗せされます。


●後遺障害が残ったケース

交通事故によって搭乗者に後遺障害が残った場合,後遺障害の程度によって保険金の4%〜100%が支払われます。


●重度後遺障害特別保険金・重度後遺障害介護費用保険金

重度の後遺障害が残り,介護が必要な場合,後遺障害保険金と別に支払われます。


●医療保険金

搭乗者が交通事故の受傷によって入通院をしたとき,定額計算で支払われます。





◆人身傷害補償保険との違い


搭乗者傷害保険は,人身傷害補償保険とよく似ていますが,以下のような違いがあります。


●補償対象が異なります。
搭乗者傷害保険:契約車両に乗車していた場合にのみ適用
人身傷害補償保険:契約者やその家族が,契約車両以外の車に乗っていた場合にも適用

●補償内容も異なります。
搭乗者傷害保険:死亡事故の場合〇円,後遺障害〇級の場合〇円,入院1日〇円などの定額計算
人身傷害補償保険:実際に発生した損害を計算


このことにより,複雑な計算が不要な搭乗者傷害保険の方が,スムーズに支払いを受けられますが,搭乗者傷害保険だけでは,補償額が不十分になる可能性があります。

また,人身傷害補償保険は損益相殺の対象になりますが,搭乗者傷害保険は対象になりません。




以上のように,搭乗者傷害保険と人身傷害補償保険は似ているけれども異なる点があり,両方加入するメリットもあります。交通事故に万全の備えをするためには、両方加入しておくのが良いです。




▼参考記事
・後遺症と保険について
・当事務所の交通事故解決事例
・動画でみる交通事故の解説




(弁護士法人よつば総合法律事務所 弁護士 佐藤 寿康)



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